みんなのトイレトレーニングでお悩み解決! 〜いつから始める?〜
春から夏にかけては、おむつを外す絶好のチャンス。とはいえ、どのタイミングで何から始めればいいの?とお悩みのママたちに、トイレトレーニングのコツを伝授! 乳幼児子育てアドバイザーで助産師の川島智世さんにお話をうかがいました。
みんなの疑問
トイレトレーニングって?
子どもが排泄の習慣を身につけられるよう、大人がサポートしてあげることを言います。ひとりでおしっこができるようになるには、外から見た発育だけでなく、子ども自身がトイレについて理解できている必要があります。
トイレトレーニングの時期って?
アンケートの回答によると、4か月から始めたという早い人もいれば、終わったのは4歳という人もちらほら。一般的には3歳半くらいまでに外せればと言いますが、個人差がありますので、焦らず臨みましょう。
ママモニターに聞きました!
始めた時期 平均2歳3か月
終わった時期 平均3歳0か月
どんなものが必要なの?
おまるや補助便座といったトイレまわりのツールやトレーニングパンツなどのグッズを使うとスムーズに進めることができます。どのグッズを使うかについては、お子さんの状態や環境に応じてそろえるのがよいでしょう。
さらに詳しく!
トイレトレーニングを楽しく進めるための3つのアドバイス
1. 擬人化してみましょう
おむつ外しといやいや期の年齢が同じぐらいなので、トイレに誘っても「いやだ」という言葉に翻弄されるママの相談はとても多いです。この時期のお子さんには、「ポンポンの中にいるうんちさんが外に出たいって言ってるよ」といったように、物や体の部分を擬人化すると誘導しやすいです。空想の中に生きている子どもたちにとっては、遊具のアニメのキャラクターも生きていて会話をするものなのです。
2. ママとパパが見本になりましょう
親のトイレについてきたがる子どもには「ここでママやパパと同じようにおしっこやうんちができるようになるといいね」と、いやがらずに見本を見せてあげましょう。教えたいことはゆっくり示すようにし、トイレで手を洗う、ティッシュを引っ張るなどの行為は遊びに移行しやすいので、素早く、もしくは見せないで対処するようにしましょう。
3. 熟してから始めましょう
子どもの脳が“トイレとは、おしっこやうんちをする場所”とわかる前にトイレトレーニングを始めてしまっても、長期化するだけです。子どもの脳が充分に熟し、トイレのことを理解できたと思ったら始めるようにしましょう。