2018年6月11日

育脳!朝ごはん 前編 脳を育てる朝ごはんとは?

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毎日の朝ごはん、何を食べさせていますか?
食べないよりは食べたほうがいいのはみんな知っているけれど、脳がぐんぐん成長する幼少期にこそ摂りたい食品や栄養素があります。
子どもの脳を育てる朝ごはんで、地頭のいい子に!(kodomoe2016年6月号掲載)
撮影/岡森大輔 スタイリング/河野亜紀 ヘアメイク/中村曜子 イラスト/くぼあやこ モデル/スターフォード・エマちゃん 撮影協力/UTUWA

栄養素と食べ方を知ろう
脳を育てる朝ごはんとは?

どんな朝ごはんだと、賢く元気な子に育つの? 育脳朝ごはんの基本的な考え方を学びましょう!

脳神経細胞を増やす栄養素が含まれている

脳神経細胞やシナプスを増やし、活性化させるDHAやレシチンを含む、魚、卵、豆類などをしっかり摂ろう。

脳を動かすエネルギーがきちんと摂れる

炭水化物に含まれる糖質は、脳を動かす唯一のエネルギー源。不足すると、ぼんやりと1日を過ごすことに!

脳をサポートする栄養素のバランスがいい

DHAやレシチンの働きをサポートするのが、各種ビタミンやカルシウム、ミネラルなど。食品の種類が多いほど、含まれる栄養素も多様に。

 

さまざまな食品の食べ合わせが活発な脳を作る

「朝ごはんは、脳が働き始めるために必要な栄養素を補給する食事。1日の脳の働きを左右するので、とても大事です」と管理栄養士の小山先生。
「でも、せっかく食べさせるなら子どもの脳を育ててくれるものがいい。『賢い子に育ってほしい』はどの親でも持つ願いですが、賢い脳とは具体的には脳神経細胞や神経回路のつなぎ目(シナプス)が多く、神経伝達物質が活発に受け渡しされている状態。そうした脳はしなやかでよく働きます。そのための栄養素の代表が、DHAとレシチン。それらは単体ではなくビタミンやカルシウムなど他の栄養素の助けがあって、初めて力を発揮できるので、脳にいい栄養素だけを摂るのではなく、さまざまな食品・栄養素を食べ合わせることが大事なのです」
 朝ごはんではなく、昼・夜の食事ではダメなのでしょうか?
「もちろん、3食どれも大切なので、ランチや夕食でも育脳は意識したいもの。ただ、昼は園に通っていたり、おでかけなどで外出していて家で食べられないことが多く、夜も時間が不規則になりがち。朝ごはんなら、ママが食事の中身を管理しやすく、朝食を育脳ごはんとして位置づけるのが、いちばん続けやすいように思います。
 今までの朝食をガラリと変えるのは、忙しいママにとってはハードルが高いもの。ふりかけごはんだけだったのを、卵かけごはんにしていちごとヨーグルトをプラスするなど、変えるのではなく『少しプラスする』程度の気持ちで、無理せずやってみてくださいね」

 

脳神経細胞の発達は6歳までが勝負!

20歳を100%として、0歳からの人の成長発達をグラフにした「スキャモンの発達曲線」。身体の発達が徐々に右肩上がりになるのに対して、神経系=脳は6歳までに急激に発達することが分かります。つまり、幼児期の食が脳の発達に重要なのです。

 

教えてくれたのは
小山浩子さん
こやまひろこ/管理栄養士、料理家。「育脳」「食育」をテーマに料理教室、メディア出演、講演など幅広く活動。著書に『子どもの脳は、「朝ごはん」で決まる!』(小学館)などがある。

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