
食欲のない子どもたちには酢飯、特に巻き寿司やちらし寿司がお勧め。食べやすさだけでなく、栄養面でもいいことが【タベコト in Berlin・129】
ベルリン在住で6人の子どものお母さん。モデルとして活躍する傍ら「台所から子育て、暮らしを豊かに」をコンセプトに、オンライン講座とウェブサイトを主宰している日登美さんによる、「食」からはじまるエッセイです。
夏には酢飯を
引き続き日本よりお届けしております。こう暑いと食欲もなくなってきますよね。子どもたちに何を食べさせたらいいかわからなくなってしまうのも夏休みの悩みです。そんな夏におすすめの食べ方を食養の観点から書いてみたいと思います。

夏はご飯をお粥にするのもおすすめ。ポン酢や梅でさっぱりと食べる。夏野菜も薬味もたっぷりいただきましょう。汗がすっと引いていきます。
夏は多くの場合お茶碗にご飯と味噌汁、という食べ方を食べにくく感じます。そんな時におすすめなのが酢飯。酢飯にするだけでご飯は傷みにくくなりますし、子どもの食べつきもいいので一石二鳥です。
お酢は胃腸の調子を整え腸内細菌の餌にもなりますし、腸活にもいいかもしれません。

とにかく酢飯の海苔巻きやちらし寿司は夏にもってこい。1品で栄養も完璧! 楽!
我が家では寿司酢は「梅酢」と呼ばれる梅干しをつけた時にできるお酢を使います。これはお砂糖は入りません。具はお揚げを甘辛く煮たものや、きゅうりが人気。きゅうりは細く千切りのようにして水気を絞って巻くと食べやすいです。梅酢はそんな植物性食品の具材にとってもよく合います。
酢飯があれば、あとは煮たお野菜を混ぜ込んで海苔をたっぷり、ちらし寿司にしちゃうとタンパク質もビタミンもミネラルもいろいろ一度に摂取できる優秀なご飯になります。油の使用も少なく消化に優しい。炊き込みご飯は食べにくくても、お寿司ならきっとさらっと食べられると思います。

ドイツではアーティストのオラファー・エリアソン氏のスタジオでもドイツ風のちらし寿司をご紹介し、好評でした。
普通のお酢と砂糖で作る寿司酢はツナやお魚を巻く時に使います。これって、実は食材の陰陽というエネルギーの違いからも説明できます。砂糖が入った寿司酢を使うか、そうでないものを使うかは、食材のコンビネーションでも使い分けていますが、我が家では子どもの体調でも使い分けます。風邪気味で鼻水が出ていたり、虫刺されや肌荒れが起こっている時は、極力砂糖を避けた食卓にすると治りが早いのです。

この夏友達の家に集まって作った2桶ぶんのちらし寿司。子どもたちはペロッと食べましたよ。
疲れや不調の時は糖分よりもミネラル摂取を心掛けるのがおすすめです。梅干しをご飯や麺類、和え物なんかで頻繁に登場させたり、とうもろこしに梅のペーストをつけて食べるのもおすすめです。

夏こそ栄養のある、命ある食べ物をしっかりと食べる。クレヨンハウス東京店(吉祥寺)のランチの「オーガニックビュッフェ」はすごいおすすめ!
そんなふうに食材の効能や性質を知っていると暑い夏、不調や疲れの出やすいときにも食卓からサポートできますね。大人はぜひ紫蘇や薬味をふんだんに使った料理を取り入れてみてください。紫蘇は血液循環を促進し、熱を逃してくれます。クーラーが欠かせないほど暑い夏ではありますが、それでもやはり、食材の力、自然の力を取り入れた日々の食卓は夏の強い味方になってくれると思いますよ!
NEWS!
日登美さんが主宰するウェブサイト「Mitte」では、マクロビ料理や子育て茶話会、ヨガなどが学べるオンライン講座「Wachsen」を9月より開講。8月より受講生の募集を開始します。


日登美/ひとみ
3男3女6児の母。10代よりファッションモデルとして雑誌、広告等で活躍。その後自身の子育てから学んだ、シュタイナー教育、マクロビオティック、ヨガなどを取り入れた自然な暮らしと子育てを提案した書籍、レシピ本など多数出版。現在はモデルとして活躍する傍ら、オーガニック、ナチュラル、ヘルシーをモットーに、食、暮らしと子育てのワークショップ、オンライン講座などを行う。
台所から子育て、暮らしを豊かに。「Mitte(ミッテ)」
※「Mitte(ミッテ)」で新たに、食と暮らしを育む講座「 Wachsen ヴァクセン」がスタート致します。
https://mit-te.com/products/wachsen
instagram / @hitomihigashi_b
音声プラットホームvoicyで「日登美のイロイロ子育てラジオ」発信開始!





















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