2022年11月30日

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】

みなさまこんにちは!
いつも御覧いただいてありがとうございます♪

この連載「奥山佳恵のラーメン天国」では基本的に
「1店舗1杯」のご紹介、というルールで
綴って、すすってきた。

・・のですが、第2回にご登場いただいた「渦雷」が
店舗名と場所を変えて、リニューアルオープンしたとのことで!

当時に私が書いたラーメン画(当時はペン画)をひさしぶりに見たら
今と全然違っていて驚いた、のと
「店舗名」が異なるから
再登場いただいても
いいのかなー?って!
(誰に対しての言い訳風)

私のラーメン画もリニューアルさせてもらおうと思う♪

そんなワケで再びのご登場!
リニューアルした店舗名は
「うずとかみなり」うん、
ほぼ「渦雷」ですね! 

お店はあいかわらずの人気店なので、お友達が
前日にネット予約をしてくれました!その時刻が

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像1

「00時01分」の一番のり感で
スサまじすぎやしませんか。
彼女の「食べたい」という
気合いを、本気を感じる。

翌日、お店を訪ねたらすでに何人もの人が
オープン待ち。そんななか! 開いたドアから

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像2

事前予約の私たちが呼ばれ
真っ先に入店することができた。

・・彼女とお友達でいられたこと、
彼女と来られて本当によかったと思った!

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像3

さすがリニューアルした店内!
見渡す限りにピッカピカ。
ラーメン愛が、こだわりが、まるで
そこかしこに透けて見えてくるかのよう!

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像4

前店舗の渦雷の時と同様、
オーダーするのは券売機。

ですが。オットー!

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像5

土曜日に限り、限定麺として
「湘南 LAKSA」が食べられる!

ちなみに、「第2回」でご登場いただいた時に
ご紹介させていただいた一杯も実はラクサ。

けどホラ、店名が違うってことで
またラクサ食べさせてぇ!
(単なるラクサ好き)

そして着丼した一杯が
黄金の光を放っていて
「おぉ!」と感嘆した後に驚いたのは

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像6

お箸に「店名」が刻印されていたこと。
そしてそれは一見「割り箸」のようで
触れてみたら誰もが「ギャーッ!」と
叫ぶと思う。なぜなら・・
「割り箸」ではなくすでに
「割られてた箸」だから!
こだわりに、ギャーッ!

ちなみに器は「有田焼き」
だそうだ、続けてギャーッ!

お箸も器も、すべてはおいしい一杯のために。

ひさしぶりにいただく「うず」のラクサ! スープは

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像7

ああ、これこれ!
懐かしくも、そして新しさも同時に感じた。
なんて幾重にも重なりあった繊細なスパイス!
すべて計算されつくされているのでしょうね。
お肉の上に乗っている具材なんて

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像8

これ、キウイよ?

キウイフルーツよ?

お友達なんて、これ
「豆かと思ってた」って笑

ねーねー! パイナポーまで入ってる!
そしてこの南国フルーツたちが
たまらなくおいしい。麺や
スープと共に食べると
途端にここは海外!

麺には、私には
ご店主の愛情まで感じた。

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像9

スルスルとすすりやすく、なめらか。
こだわりの集大成だ。他を探してもどこにもない、
しなやかさまでも併せ持つオリジナルの自家製麺!

お店のインスタを見て知ったのだけれど、こちらの麺は
日々、配合や加水率などの調整をして作っているそう!

一言で言うと、ド変態。ラーメン界における変態です。

ド変態が作ってくれた一杯は
食べ進めるごとに、感嘆。

「この

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像10

カレー肉がいいね」と言ったら、お友達から

「タンドリーチキンと言って笑」と指摘されつつ

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像11

焦げ目がついているのに
中身はギリギリ火が通っている、
いわゆる「レア」で、なので食感も
「ふわふわ」であることに心から感動。

お友達は厨房の中を鋭く見渡し推理して
「低温調理器がある、きっとアレ使ってる」と
言っていたけれど私なんて、その調理器すら見つけられずだ。

そうなんだ、低温で作られてるんだー。(お友達による推定)

ただものじゃないカレー肉だと思っていたよ! 
これだけ単品でも売れるー!

そしてそのほかの具材も
みんなして、個性豊かで

食べてみたら見た目以上に

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像12

やわらか食感だったメンマや、

全体的に繊細な一杯
かと思いきや

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ゴロリとペロンと大胆に
ネギが入っていたり、つまり

ひとすじ縄なんかじゃいかない。

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像14

パクチーとスープもこれまたサイコーにアジアな味!

「味変」として、後半は
スープに添えられていたレモンを
お箸を使ってコレデモカーと絞って入れたら

スープが・・! よりおいしくなってしまって!

スープを飲むごとに時折、口にダイブしてくる
フルーツの断片が、これまた極上の幸せを作ってくれて

それはまるで、ラーメンを食べながらのフルーツ狩りで!

お友達から提案された。「ここまできたなら」

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どんぶりの底、見せてやろうゼと・・!

「うずとかみなり☆湘南LAKSA」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十七回】の画像16

ですので見せてやっちゃいました。

おかげサマで舌に残った、粒山椒によるピリピリが
手土産となって帰り道までおいしかった♪

何度だって言おう。
本当においしかった!
ごちそうさまでしたー!

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おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記

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