「落ちちゃうよ!」命に関わる事故を防ぐ! 種類別・安全のお約束【最新号からちょっと見せ】
子どもは怖いもの知らず。それは、自分を取り巻くさまざまな危険について、まだ知らないからです。幼児期から危機管理について話しておくことは、将来に渡って自分の身を守る指針になるはずです! kodomoe4月号では、自分で自分を守れる子に育てる!「子どもの危機管理講座」を掲載。
kodomoe webでは、その中の「命に関わる事故を防ぐ! 種類別・安全のお約束」から、ふたつのお約束をご紹介します。
種類別・安全のお約束
遊びを通した多少のケガは、子どもの経験や学びになることも。
しかし、命に関わる取り返しのつかない事故となると、話は別。未然に防げるよう、親子で確認しておきましょう。
落下:のぞき込まない! 頭から落ちちゃうよ!
ベランダや窓のそばに、子どもが登れるようなものをおかないこと。エアコンの室外機など、登ったら危険な場所を教えながら、「高いところから下をのぞきこまないで。落ちたら死んじゃうよ。」と、はっきり伝えて。
交通事故:車が来ているかも! 「右・左・右」をもう一度確認!
黄信号でスピードを上げて突っ込んでくる車もあります。青になったら「右・左・右」を確認してから渡ります。右折する車に巻き込まれないよう、道路の端っこを歩かないこともポイント。
教えてくれたのは
国崎信江さん
くにざきのぶえ/危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。さまざまなメディアを通し、防災・防犯・事故防止対策を提唱。『ゆうかい・まいご どうするの?』(せべまさゆき/絵 金の星社)などの監修書も多数。
イラスト/matsu(kodomoe2022年4月号掲載)