至福! だけど浸りきれないのが自分のためのスキマ時間【ふるえるとりのふるえる子育て・42】
心配性&自己肯定感低め、びくびくおびえながらの育児を綴ったTwitterが大大大人気の「ふるえるとりさん」による描きおろし連載第42回! 長女のことりさんは幼稚園へ通う4歳、第二子のひなちゃんは1歳。外出時のスキマ時間は母ではない自分に戻れる時間。
なんだか漠然と「本が欲しい」と思い、夫が子どもたちを見ていてくれている間に書店をぶらぶらしてきました。
書店にはよく行きますがいつも児童書のコーナーに子どもたちと行くばかりで、それも慌ただしく、自分が見たいコーナーなどは素通りでするばかりでした。
それが一人だと、当然ですが行きたいところに行ける。並んだ背表紙の文字もスッと頭に入ってくる……。当たり前のことに感動してしまいました。
書店でじっくり本を吟味するのは元々好きだったのですが、育児している間にしばらく忘れていたと気づきました。
「最高! いつまでもウロウロしたい」……、と思う反面でやはり気になるのは子どもたちと夫のこと。
離れるとなんだか顔が見たくなってしまうもので、結局予定より少し早めに切り上げたのでした。
ふるえるとり
秋田出身の謎生物マンガ家。7歳年上の夫の転勤に伴いデザインの仕事を辞め、現在は4歳と2019年8月生まれの1歳の娘を育てながら、マンガやイラストを執筆。自身の育児をマンガにしたツイッターが大人気で、それらをまとめた著書『母ちゃんだってほめられたい。』(KADOKAWA)を刊行。LINEスタンプも発売中。
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