特売品コーナー見る?見ない?食費の節約になるのはどっち【最新号からちょっと見せ】
「おうち時間が増えた分、以前より食費がかかるようになった」という声が増えています。食品のムダ買いを防ぐことが、家計も地球も喜ぶ第一歩なのです!
kodomoe8月号では、「年間マイナス7万円を叶える 食費節約術」をご紹介。kodomoe webではその中から、食品ロスをカットする、「NGグセ」の一部をご紹介します。
買い物前 編
目的を決めずにスーパーへ行くと、無計画に買ってしまいがち。ムダ買いを防ぐ重要なカギは、行く前にあるんです!
NG:献立はその日の気分で決める
冷蔵庫の食品を計画的に使い切れず、傷んだり期限切れになったりすることも。
OK:夕食の献立を3日分決める
メインのおかずを3日分決めて、必要なものだけ購入。生姜焼きの豚肉を鶏肉に変更するなど、その日安い食材に置き換えてもOKです。
スーパーでの買い方 編
コロナ禍で推奨された、買い物頻度は3日に1度。これ、ムダ買いの防止にも役立つんです。
NG:入り口付近の特売品コーナーが大好き
「特売!」のポップに弱く、反射的に買ってしまう。家には同じ商品のストックが大量に余っている!
OK:特売品コーナーはあえてスルー
誘惑が多いので、欲しいものがあるとき以外は、スルーが基本。そのためにも、あらかじめチラシなどで特売品と在庫のチェックをしておくことが大切です。
食品の保管 編
余らせて廃棄する羽目にならないよう、買ったその日のうちに適切な保存・保管を!
NG:野菜室がギュウギュウで使い忘れが埋もれている
野菜室の奥底から、干からびたネギや、箱買いしたまま使い切れず、熟し過ぎたトマトなどを発見! やむなく廃棄・・・・・・。
OK:野菜はまるごと冷凍で味と鮮度をキープ
多めに買った野菜も、その日のうちに新鮮なまま冷凍を。切らずに丸ごと冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜きます。ネギは小口切りにするなど、食べやすい大きさに切ってから、ラップをして保存袋に入れてもOK。保存期間は約1か月。
島本美由紀さん
しまもとみゆき/料理研究家。食品ロス削減アドバイザーや食品保存&冷蔵庫収納アドバイザーなど多彩な活躍を通して、家事が楽しくラクになるアイディアを発信している。
イラスト/多田景子