ごはんを食べない!みんなはどうしてる?【我が家の解決テクニック・1】
子どもはいろんなことを「しない」生き物です。毎回怒るのはママも疲れてしまいますよね。スムーズに自分から「やる気」になるための実例アイディア、ご紹介します。今回の「しない」は「ごはんを食べない」です!
ごはんを食べない
気まぐれで「食べない」という場合は「じゃ、今はいいよ」と一度引いてみても。
お腹が空いたら自分で食べるという感覚を子どもに分からせることも大事です。
食べたらごはんのマグネットをひっくり返す
両面マグネットに「ごはん」と書いて、冷蔵庫に貼りつけておきます。ごはんをきちんと食べられたら裏返す、というように遊びを取り入れました。
(ようちゃんさん/4歳女の子ママ)
弁当箱に詰めて気分を一新
いつもではないのですが、子どもがごはんを食べないときにはお弁当作戦! ふだんお皿で食べている物をただお弁当箱に詰めるだけで、かわいく飾る等の工夫は一切していないのですが、なぜか子どもは食べるんです。
(yukeyさん/7歳&2歳女の子ママ)
子どもの食事風景をママが実況中継!
「今、卵焼きがひーくんの大きなお口に入りました~」「もぐもぐ、すごい勢いでかんでいます!」など、子どもが食べている様子を実況中継すると、勢いづいて食べます。
(Yu-hiさん/3歳男の子ママ)
食べてほしい気持ちを分かってもらう
あらかじめごはんの時間は30分と決めておきます。きちんと食べていればオーバーしても様子を見ますが、明らかにふざけていたら「ひどいね~、一生懸命作ったのに……」と感情に訴えかけてお皿を下げます。「ママごめんなさい、ちゃんと食べるから」と言わせたら、シメた! と思います。
(れんれんさん/4歳男の子ママ)
一緒に食べたら食事が楽しい
子どものごはんを先に作って食べさせていたときは、食事に集中せず食べてくれませんでした。でも、私も必ず一緒に食べるようにして「おいしいね」「スプーン持つの上手だね」などと声をかけ、子どもに目を向けるようにしたら、たくさん食べるように!
(須藤美智子さん/2歳男の子ママ)
Q きらいな食べ物も無理にでも食べさせたほうがいいでしょうか?
A 子どもの好みは変化するもの。無理強いしなくても大丈夫
「子どもの食の好みは成長によって大きく変わり、嫌いだった食べ物を好きになるのはよくあること。『食べなきゃダメ』と追い詰めると、食事自体がいやになってしまうこともあるので、ゆったり見守ってあげましょう」(岩立先生)
教えてくれた人
岩立京子先生
いわたてきょうこ/東京家政大学子ども学部子ども支援学科 教授。東京学芸大学名誉教授。専門は発達心理学、幼児教育学。『
イラスト/ホリナルミ(kodomoe2016年4月号 ※この記事は、2018年4月にウェブ掲載されたものを再編集しています)
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