連載第27回「おもてなし冷やしトマト」
みなさま、こんにちは♪(・∀・)ノ
いつも御覧いただいて、ありがとうー!
先日、いつもお世話になっているお料理教室の先生宅へおじゃましたら
こんなにかわいい「冷やしトマト」をごちそうになりました!!
その見た目は、まるでデザート!
中には具も入っていて、びっくりおいしい!
おしゃれでかわいくて、とってもおいしい。
おもてなしお料理にピッタリです! (@^▽^@)ノ
感動したので、作り方を伝授していただきました♪
そして、いもうとが遊びに来てくれることになったので
空良といっしょに、さっそく作ってみることにしたよー!
「ママって、いっつもそう。いきなり本番。
ママのそういうところ、根性あるなあーって思うよ。」
根性って・・・。(・・;)
それを言うなら「度胸」じゃないか?
とも思いましたが、そっと聞き流しました。笑
ほんと、私のこういうところ、度胸も根性もあるなあーと自分でも思う!
いきなり本番の「おもてなし料理」ですが、
失敗をおそれず♪レッツ・クッキングー!
材料は、コチラ! (ж>▽<)y ☆
トマト
キュウリ
玉ねぎ
主な具材は、以上。シンプル!
キュウリと玉ねぎの量は、トマトの大きさに合わせます。
今回は、おもてなしにピッタリ?な、ハートのトマトを選びましたー。
と、いっても完成したときに「ハート」ってわからないんだけれどね。
気持ちです、気持ち。(´∀`)
さて! 作っていきます!
トマトは皮を湯むきするので、
お鍋にトマトがつかるくらいのお水を入れて、湧かしておきます。グツグツ。
その間に、キュウリと玉ねぎをそれぞれみじん切りにします。
それを、マヨネーズで味付けしておきまーす。
ぐるぐる、まぜまぜ。
これで、中に入れる具の完成!
お鍋のお湯がわいたら、
トマトのおしりに十字の切り込みをいれて、
十字の中心部にフォークをつきたてた状態で、
お鍋にトマトをドボン。
30秒くらい、グツグツさせたら引き上げて
冷水につけるとツルルン! と皮がむけるそうです。
「そうです」というのは、その方法を今さら調べたから・・・。
私は、皮の見た目がベローンとなるまでお鍋でグツグツさせていましたっ!
↑ まあ、これでも皮はとれたけれど、時間がかかっちゃいました。(^▽^;)
ベロローンと皮がむけたら、ヘタの部分をとって中身をかるくくりぬきます!
くりぬいた部分のトマトは、テキトーにパクパク、その場でつまみ食い。
ここは空良の出番。くりぬく量、具の詰め方は、お好みでー♪
工作みたいで、とってもたのしそう!
「おいしいって言ってもらえるといいなあー♪」
かわいいことを言っていますが、その様子を見ていると
ハートの形のトマトなので
だんだんおしりに見えてきました。笑
具材が詰め終わったら、それをドーン! とひっくり返します。
この作業はオトナの私がやります。しんちょうに・・・
ドーン! せいこうー!
さあ、あとは仕上げのソース作り♪
この味付けも、空良に担当してもらいます!
先生からは、ソースの「材料」だけを教わりました。
「えーーーっ。ぼく、わからないよ!」とまどう空良。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。味見をしながら
「これ、おいしいかな?喜んでもらえるかな?」って
考えながら、味を「作って」いけばいいんだよ。
さあ、五感を研ぎすましてチャレンジしてみよー! (・∀・)
材料はコチラ。
マヨネーズ
お酢
生クリーム
塩、こしょう
マヨネーズをベースにして、お酢で少しのばします。
そして「すっぱかったら、生クリームを入れて調整するのよ。」とのこと!
材料をまぜて、ペロッと味見。「マヨが多い気がするー」と空良。
お酢を入れて「すっぱくなりすぎた!」
生クリームで微調整。「ふむふむ。」
その姿、科学者みたいに見えてきた。
白衣を着せたい。かっこいいー!
「これ、かなりおいしいかも!」
仕上げに塩とこしょうで味をひきしめて、
空良の味覚のみで作ったソースの、完成ー!
トマトの上からかけていきまーす!
ドドーン!と、できあがりーっ!
・・・いやいや。待てよ。
完成しましたが、ここまで作ってみて改めて思った。
トマトを十字に切り込むの、ヘタ側の方がいいね!
だって、トマトのおしりを最終的には上に向けるし。
しかも、ヘタに切り込みを入れた方が、
後でくり抜くときもラクなはず。。。
そう思ったら、もう1度作ってみずにはいられない。
いもうとの分だけ作るつもりでいたのですが、
違う方法で私たちの分も作ってみよー!
トマトのヘタ側に十字の切れ込み!
この切れ込み部分にフォークをさして、熱湯に入れて・・・
皮をむいたら、取りにくいヘタは、ナイフを使ってぐるっとカット。
うん。この方がとってもすばやい! (・∀・)
なんで気が付かなかったんだろう~。
あとは空良に、スプーンで中身をくり抜いてもらって~以下、同様。
2回目の方法で作った「私たち用のトマト」、すっごくキレイに仕上がりました!!
「おもてなしトマト」のハズだったんだけれど、
いもうとのトマトが「練習」みたいになっちゃった。笑
やっぱり、空良の言う通り、
いきなり本番の私の「根性」って
どうかしているということです。(^▽^;)
あとは冷やして、みんなでそろって「いただきます」!
「このソース、空良の味覚だけで作ったんだよ!」
おどろくいもうと。「すっごいねー!」
「えへへー」テレまくる空良。
とってもおいしく出来ていました。
すばらしいです! まかせてよかった! (・∀・)ノ
その、うれしそうな誇らしげな顔が見たいから
ママといっしょに、どんどんチャレンジしていこうね!!
これからの季節に「冷やしトマト」のおもてなしはピッタリだと思います♪
カンタンだし、あっという間に作れちゃうので、ぜひお子さんと作ってみてね!
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記