連載第20回「おうちで焼き鳥」
みなさま、こんにちはー! (・∀・)
いつも御覧いただいて、ありがとうございます!!
きょうの「たのしむこそだて」は、「焼き鳥」にチャレンジです♪(@^▽^@)ノ
「焼き鳥」は、空良のだいすきなメニューのひとつ。
いつも、お外で「やきとり」の文字を見かけるたびに
そしてその、においをかぎつける度に、笑
「食べたい! 食べたい! 」と大騒ぎ!!
おいしいものねー。けれど、1本はお安いけれど
何本もまとめて買うと、けっこーお高いのよねー。
なので「お外でいただけるものはきっとおうちでも作れるハズ!」と
思いきって、チャレンジしてみることにしましたーっ! (ж>▽<)y
「せっかくならば大勢で、にぎやかに!」とお友達家族を御招待♪
その私の勢いを見て、空良にまたまた言われちゃいました。
「でたーっ。ママって、はじめてのことをするのに
いきなり本番だし、平気でヒトを呼ぶよね。」
そ・・・
そうかもね。笑(;´▽`A
けれど、この、チャレンジャー精神も
はやる好奇心を抑えられないのも、ママだからっ!
と、いうワケで、「はじめてのおうち焼き鳥」で
そろえてみた材料は、コチラーッ☆
鶏もも肉、ささみ、ナンコツ、鶏レバー
●つくね(作りやすい分量)
鶏ひきにく(300g)、プチトマト、うずらの卵、ネギの白い部分を1本半、青じそ10枚!
この写真の分量で、およそ55本の焼き鳥が作れました!
ひとり10本食べたとしてもかなりの量だよー。
こんなに大量なのに、かかったお値段は2千円前後。
プロの味にはとてもかなわないし、ほど遠いと思うけれど
でも、おうちチャレンジはたのしいし、なによりお買い得ねっ♪
夢見る「おうち焼き鳥屋さん」を目指して、いざ下準備ー!
まずは「ささみ」から!
ひとくち大にカットしたあと、
お肉が浸るまでドボドボとお酒を入れ、
鶏ガラ顆粒だし 大さじ1/2を入れて
30分ほど寝かせます。
そのあいだにその他の材料の下準備をしていくと、スムーズです!
30分が経過した後のささみを見て、おどろき。
けっこうな量のお酒で浸したのに
すっかり、吸い込んじゃっている~!
この方法だと「やわらか~」なおいしいささみになるのだそう。
これはたのしみ。期待ができそうです! むひひー! ( ´艸`)
ザルで切って、ごま油を適量まわし入れて、準備完了。
続いては、「鶏レバー」
はじめて購入した「レバー」。
見た目からして難易度が高そう・・・。
けれど、いざ調理をしてみたら案外カンタンでしたっ!
ひとくち大にカットしたら水でよく洗い流し
キッチンペーパーで水気をふきとって
お酒大さじ1、塩こしょう少々。以上!
見た目がややグロいので、
せめてハートにまとめてみたよ。
そして、こちらも今回はじめて購入した「ナンコツ」
ナンコツは、はじめから焼き鳥に適したサイズなのでカットもせず
レバーと同様に、お酒大さじ1、塩こしょう少々、の下味をつけて完了!
鶏モモ肉は、「皮」も具材のひとつとなるのではがして、
モモ肉、皮をそれぞれひとくち大にカットしたあと
同じく、お酒大さじ1、塩こしょう少々で味付け。
左から、鶏モモ肉、ナンコツ、レバー。
見た感じ、お店屋さんの仕込みみたい!
子どもたちのだいすきな「つくね」は、今回は「塩ゴマダレ」で作ってみます!
焼き鳥のメインの「タレ」と味付けが違うので、まずはつくねだけを
単独で、フライパンで仕上げていきまーす。
ボウルに鶏ひき肉、お酒大さじ1、お塩小さじ1/2、
青じそ10枚と、今回はナンコツがあったので
ナンコツを数本みじんぎり。
手にサラダ油をつけて丸めて、
耐熱容器に並べ、レンジで
600wで1分チーン!
1度取り出して、均等に熱がまわるように
つくねを並べ替えて、再度600wで1分チン!
このとき、完全に火が通らなくても後で焼くので心配ご無用~♪
続いて「タレ」を混ぜ合わせます。材料は
ごま油大さじ2、お塩小さじ1/2、鶏ガラ顆粒だし小さじ1/2。
フライパンにタレを入れて温めて、つくねを投入。
弱火~中火で5分、じっくりと焼いていき
焼き色がいい感じでついたら完成~♪
あとは串に刺すだけです!
プチトマトはヘタを取り、
ネギは2cm幅にカットをして・・・
以上で、すべての具材の下準備が整いました♪
それではここで、天才の子どもたちをお呼びします。
「みんなー。好きなよーに、自由に焼き鳥を作っていってー!」
がぜん、はりきる子どもたち。今回は3人の子どもたちが参加をしてくれました!
いきなり名作が登場。
ネギ×うずらの卵×ネギ×うずらの卵・・・
ザンシンです! さすがです! すごい発想だなあー。
それだけではありません。まさかのコラボが続々と!
ネギ×レバー×トマト×皮。
きっとそれぞれ、まさかいっしょの串に収まる日がやって来るだなんて
思ってもみなかったでしょうね・・・。
どんな食感が楽しめるのかなー?
どんな食感かなー?といえば、
私のだいすきなラーメン屋さんに
「トッピングぜんぶのせ」という意味で
「いっさいがっさい」っていうメニューがあるんだけれど、
「焼き鳥版・いっさいがっさい」も登場。
ささみ×鶏モモ×ナンコツ×レバー×皮。
ってそれって、どんなよ!!! (((( ;°Д°))))
自由ってほんとうに素晴らしい。
素晴らしいですが・・・あのね。
私もそっと、1本だけ作らせてもらったんだけれど、ママね、できれば
こういうフツーの、ナンコツだけっていうのも食べたいの・・・。
ほんと、ごめんなさいね! 凡人で!! ゆるしてー!
あっという間に、こんなに串にささったよー。
別味で完成した、つくね以外の大量の焼き鳥は
ホットプレートを使ってまとめて焼いていきます。
表面にうすくサラダ油を敷いて、めいいっぱいの串を並べます!
この作業もすべて子どもたちにやってもらいました!
なにごとも経験。みんなで考えるのって大切だものね。
危なくないよーに、ケガをしないよーに、
遠くで見守る私とママ友。
みんな、がんばれー!
しかし、この時は気が付かなかったんだけれど、あとでハタと思った。
これさ・・・串を外側にした方が、ぜったい返しやすいよね! (ノ ́▽`)ノ
もっと早く気が付いてアドバイスをしてあげたら良かったー。
まあ、なにせ私もはじめてのチャレンジなもので!
みんなで、いっしょにコツコツ学んでいこうっ!
両面をこんがり焼いたら、フタをして3分蒸し焼きに。
その後、火をとめて5分放置します。
その合間に、小鍋でタレ作り~♪
おしょうゆ大さじ3、お酒大さじ3、みりん大さじ2、
お水大さじ1、だしの素小さじ1、にんにくすりおろし1片。
火にかけてフツフツしてきたら、さらにお砂糖大さじ2を投入!
トロみが出たら完成です。とってもカンタンです!
ちなみにこのタレは「鶏モモ肉2枚」の時の分量。
今回は、鶏モモ肉以外のお肉を大量に用意したので
このタレの分量×4で作りました。適量で調整してね!
そうこうしているうちに焼き鳥も焼けたみたい。
フタをワクワク、開けてみると・・・
とたんにいい香りー! おいしそー!
ホットプレートの焼き鳥をすべて取り出して
ペーパーで汚れをふきとったらタレを入れ
焼き鳥とからめていきまーす!
おいしそうなにおいが部屋じゅう、いっぱいに!
たまらない光景ですが・・・
子どもたちから、悲鳴が。
「あつつー!」
「ギャー!」
プレートを熱くしすぎてしまったみたいで、
タレがバンバン、はね飛びだしてしまったみたい!
そのうえ、ムチューになってタレを焼き鳥にからめようとするあまり
手をプレートに接触させてしまうアクシデントまで発生。
保冷剤をあてる、負傷した空良。
みるみる落ちていく子どもたちのテンション・・・
これではいけない! 危ないし、だいいち
「たのしむこそだて」になっていない!
フライパンだとこの方法が良いらしいのですが
急きょ、味付けの方法を変更しましたっ! (;´▽`A
「タレをつけてから焼いて、仕上げにまたタレをつける」!
「うわー!おいしそうー!」
よかった。子ども達に
笑顔がまた、戻った。笑
ジャーーーン! 御覧くださいっ!
こんなにいっぱいの、おいしそーな焼き鳥が完成したよーっ!
どれもこれもおいしそう。
それに、かなり独創的でおもしろーい!
これなんて、見て! この、ネギの向き!
オトナはネギを、こんな風に串に刺せない。笑
お肉も、とってもジューシーおいしーい!
このおいしさにはみんなでカンドー!
「おいしい!」「これもおいしい!」
焼いたプチトマトは味が濃い!
空良も食べて「こ!」と、ひとこと。
「こ!」のひと文字だけで、それがみんなに通じてしまうほど
全員で共感した、「濃くておいしい」プチトマトー!
うずらの卵は火が通り過ぎて、やや固でした!
おもしろくて良いのだけれど、おいしさを考えると
次回からうずらは別焼きが良いかもしれないなあ~。
プチトマトも、焼くのはとってもおいしいけれど
焼きすぎるとカタチが溶けていってしまうから
次からはこちらも別焼きが良いかもね!
なーんてみんなで言っているさなか、
とつじょあらわれた、衝撃のひと串。
まさかの・・・
ただの、プチトマト。笑
うっかり焼き忘れられていたの!
おもしろいから、もちろんこのままいただきました。
空良が真顔で「うん、生のトマトは、トマトだね。」
そりゃそーだよ!! (ノ´▽`)ノ
最後のシメは、焼き鳥でもなんでもなく、生プチトマト。
かなりミラクル。おもしろたのしい焼き鳥パーティーでした!
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記