こんなときこそお片づけ♪ 子どもの収納、全部見せ!【杉浦さやか「おやこ プチプラごっこ+ plus」vol.10】
安く、楽しく!をモットーに7歳の娘・ふきちゃんとプチプラ生活を楽しむ、イラストレーター杉浦さやかさんの生活のあれこれweb版。今回は、すぐ溢れてしまう、子どものおもちゃや服の整理術を大公開。Let’sお片づけ!
自宅で過ごす時間がぐっと増えた昨今。こんなときこそ、と娘と取り組んだのが、持ちものの整理。いっぺんにやると飽きるので、今日はおもちゃ、明日は本、次はお道具、と3~4日に分けて少しずつ進めました。まだ個室がないので、娘の荷物はすべてリビングに収納。リフォームして今の家に入居するときに、大工さんに大きな造り付けの棚を作ってもらいましたが、ほとんど娘のものに占拠されています。
年末や年度が変わるごとに見直してきたけれど、一度減ってもすぐに増えるのがおもちゃ。棚から一緒に全部出して、捨てる捨てないを決めて片づけていくのですが、小さい頃にはひとつ大きなコツがありました。整理の前に、先に大まかに捨てておくのです。娘に聞くと、遊んでいなくても全部「いる」と言うので。忘れ去っているおもちゃは、こっそり先まわり。決してバレないように、ゴミ袋の奥の方に紛れ込ませます。
おもちゃと絵本をしまっている棚は、結婚したときに買った唯一の家具で、出産前に住んでいたマンションではキッチンで使用していたもの。ちょうどぴったり収まるスペースがあったので、今の家に合うようにオーク材の天板を白くペイント。絵本スペースにはもらったワインの木箱を、おもちゃはバスケットに収納しています。
今回はもう小学2年生になるので、豪快に処分してくれました。一番の大物は積み木。赤ちゃんがいる友達にあげたかったけど、もうすでに持っているとのこと。そう、積み木はおさがりでもらうのよね。結局夫がオークションに1円で出して、11円で売れました……。送料は向こう持ちなので、ゴミに捨てるよりはよい結果に。
棚からはみ出してしまっていたものも片づき、部屋がすっきりして嬉しい限り。娘も「ほしいおもちゃがすぐ出せるようになった」とご満悦。かごからあふれたら処分、を徹底しようと思います。
洋服は私がお片づけ。5歳くらいまでは好みにはうるさくても、色や雰囲気などポイントさえ押さえれば着てくれていました。小学校に入ったらますますこだわりが出て、決まった服しか着てくれない。あきらめきれずに引き出しに入れておいても一向に出番がないので、泣く泣く処分することに。こちらは、年下のお友達にもらってもらう予定。
おかげで部屋も心も、軽やかな春を迎えました。家からあまり出られずストレスも溜まるけれど、おこもりならではのいいことを見つけて、なんとか乗り切っていきたいものです。
※紹介している商品は、すべて税抜価格です。また現在取り扱いがなく、価格も変更されている場合があります。ご了承ください。
kodomoe2020年6月号では、杉浦家の本の収納を全部見せ&連載は誕生会のアイディアをご紹介!
杉浦さやか「さやかとふきの親子デート+ plus」 はプチプラおでかけのヒントがいっぱい。
杉浦さやか Sayaka Sugiura
1971年生まれ。日本大学芸術学部卒業。在学中よりイラストレーターとして仕事を始める。 著書に『えほんとさんぽ』『おきにいりと暮らすABC』『おやこデート』(白泉社)、『おたのしみ歳時記』(ワニブックス)、『ニュー東京ホリデイ』『たのしみノートのつくりかた』(祥伝社)他多数。現在、10歳の娘・蕗と夫と3人で東京に暮らす。
杉浦さやか新刊プロジェクト(祥伝社)
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杉浦さやかTwitter
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