芸術の秋、アートの絵本5選【季節の絵本ノート】
親子で絵本を開く時間に、季節の彩りをプラスしてみませんか。
今の時期、絵本選びにちょうどぴったりの、おすすめ作品を集めました。今回のテーマは「アートの絵本」です。
3歳~
『ペネロペ ルーヴルびじゅつかんにいく』
アン・グットマン/文
ゲオルグ・ハレンスレーベン/絵
ひがしかずこ/訳
岩崎書店
本体1900円+税
ペネロペがスフィンクスに登ったり、肩車で「モナ・リザ」を見せてもらったり。ルーヴルの収蔵品と遊ぶように親しめるしかけ絵本。
3歳~
『えを かく かく かく』
エリック・カール/作
アーサー・ビナード/訳
偕成社
本体1400円+税
青い馬、赤いワニ、黄色い牛。間違った色なんてどこにもない、自分がぴったりと思う色を探して描く、それが自分の、本当の絵。
4歳~
『うさこちゃん びじゅつかんへいく』
ディック・ブルーナ/文・絵
まつおかきょうこ/訳
福音館書店
本体700円+税
今日は初めての美術館へ。本物そっくりのりんごの絵やくまの像、どっちから見たらいいかわからない絵、美術館って、楽しいところ!
4歳~
『てん』
ピーター・レイノルズ/作
谷川俊太郎/訳
あすなろ書房
本体1300円+税
絵が描けないワシテが、真っ白な紙にやけくそでつけた点ひとつ。それを見た先生の一言をきっかけに、ワシテの絵心が大きく花開く。
6歳~
『うつくしい絵』
かこさとし/作
偕成社
本体1400円+税
ダ・ビンチの「モナ・リザ」、ゴッホの「ひまわり」、名画と呼ばれる作品はなぜ美しいのか。普遍の理由を子どもの心に届く言葉で語る。
編集協力/原陽子(JPIC読書アドバイザー)
(kodomoe2016年10月号掲載)