「今日も怒っちゃった…」ではなく、ママの「できた探し」を!【楽々かあさん流 子どもが伸びる♪ラク育ドリル 第6回】
kodomoeで好評連載中の「楽々かあさん流 子どもが伸びる♪ラク育ドリル」。発達障害のある長男を含む3人の子育てに奮闘してきた楽々かあさんが、今日から実践できるラクちん育児メソッドを伝授しています! そして、本誌では紹介しきれなかったお役立ちテクを、kodomoe webだけで特別公開!
Profile
おおばみすず/うちの子専門家。発達障害のある長男(中1)、グレーゾーンの次男(小5)、長女(小2)の3人のママ。
著書に「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸ばす120の子育て法」他。
http://www.rakurakumom.com/
漫画イラストレーター。長野在住。3歳&0歳男の子ママ。kodomoeの育児特集で、「ママあるある」をわかりやすくマンガ化することに定評がある。ルナルナで「ねこ夫婦のはてなポスト」シリーズを連載するなど、webや雑誌などで活躍。
Twitter: @toyamachisato
Web: http://chisato.boo.jp/
その⑥
ほめて育てるのは、子どもだけじゃない!
“ダメママ”スパイラルからの脱出法 「できた」探し編
がんばるママほど、気づかないうちに自分のハードルを高くしがちです。一日の終わりにひとり反省会をしては、自分にダメ出ししていませんか? 2019年4月号では、日々の「がんばっている私」に気づいて、自分をほめてあげることの大切さをレクチャー。そしてwebでは、自分と子どもの「いいところ」&「できた」探しのポイントを、楽々かあさんが教えます。
疲れればぐずる。それが子どもと割り切って。
レジャーの帰りは、家族みんながお疲れモード。ママも一日がんばってアテンド、本当にお疲れ様です。子どものぐずりはオマケのようなもの。不機嫌につられる前に、深呼吸して、うまくスルーを。
休日に「子どものために」と遊園地にお出かけしたのに、「帰ろう」と言ったとたん、泣かれてしまって結局怒りながら連れ帰った……親子あるあるですよね〜(うちもです)。ここで親が悶々と思い出すのは、どうしても最後の最後で怒ってしまった、自分や子どもが「できなかった」場面になりがち。でも、子どもは疲れればぐずる生き物です! 最後のほうの出来事だけで、全てを台無しにしちゃうのは、せっかくお高い入園料を払ったのに、モッタイナイと思いませんか?
「楽しかった」を、思い出す習慣づけが大事
家族がケガもなく無事に帰宅できるのは、ママが朝から準備をして、一日がんばったおかげではありませんか? くたびれたのは、思う存分遊び倒したから。子どもには、すべて楽しい思い出です。
帰りの車で気マズイ空気の中、無言でひとり反省会をするのではなく、「楽しかったほう」の時間を見るようにしましょう。 人間の心理って、どうしても「できなかったこと」「ダメなところ」などのマイナスの情報ばかりに、ついつい注目しがちなんだとか。だから、自分と子どもの「できたこと」「いいところ」などのプラスの情報にも、意識して目を向けて、ちゃんと気づけるように! ここでは、今日一日の全体像を思い出してみて。楽しかったこと、子どもが喜んでいたこと、みんなで笑ったこと……きっと見つかるハズ。
ココが大切!
ほんの少しの「できなかった」で、それまでの「できた」を帳消しにしないで、プラスの情報には意識して目を向けるべし!
こちらも読んで!
楽々かあさんの 子どもが伸びる♪ラク育ドリル 連載一覧