給食のアレルギー対応どこまでできる?小学校との交渉、うちの場合【槻宮杏の「食べられません!~アレルギーっ子の生活レシピ~」11】
漫画家の槻宮 杏さんの息子くんは、卵・乳・小麦の3大アレルギー持ち。毎日の食事から園生活までいろいろ大変!? 意外と知らないアレルギーっ子ライフとは。今回は意外と知らない!?小学校の給食対応について。
皆さまこんにちは。槻宮 杏です。
アレルギーっ子が集団生活を送るようになって、保護者にとって悩ましいもの…それは、給食です!
今回は、小学校の給食のアレルギー対応について取り上げていきたいと思います。
ご家庭によって、給食に望むものは様々ですし、自治体や各学校によって、できる対応も様々です。
国の指針の大原則に掲げられているのは、
「食物アレルギーを有する児童生徒にも、給食を提供する。 そのためにも、安全性を最優先とする。」(『学校給食における食物アレルギー対応指針』より)
この、「給食の提供」と「安全性」の両立において、保護者にも学校にも、それぞれの望みがあり、協力があり、また、それぞれの戦いがあります。
そんな中、おそらくどのご家庭も共通して叶えたいのは、
「アレルギーっ子が安全に楽しく給食時間を過ごすこと」
かと思います。
なにかしらご参考になりますように!
☆『学校給食における食物アレルギー対応指針』(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/03/26/1355518_1.pdf
☆各自治体の対応については、自治体HPやお問い合わせを!
槻宮 杏
つきみや あん/北海道札幌市出身。漫画家。少女漫画誌「LaLa」(白泉社)でデビュー。自身もアレルギーマーチサバイバー(食物アレルギー・アトピー・喘息もち)。現在、夫と息子との3人暮らし。代表作に『楽園ルウト』全8巻、『てっぺん!』全2巻(共に白泉社/電書配信中)。
Twitter:@tsukimiyaanne
HP:http://annenotelet.blog134.fc2.com/