ベビーシッターさんって、何を基準に選べばいいの?悩んだ私の結論は…【くぼあやこの生活雑記・17】
ベビーシッターさんを頼んだきっかけなど、前回の話はこちらから
コロナ禍、仕事をするためにベビーシッターをお願いすることを決めたのだが、探すのはやや手こずった。
簡単に言うと誰に頼めばいいのかわからない。
ベビーシッターのアプリに登録すると、家のエリアに来てくれる人がピックアップされる。時給も年齢も条件も違う、ズラーっと提示される顔写真を見ていったい誰がいいのか……と途方にくれるところから始まった。
私が使っていたベビーシッターの仲介サイトは、その後ベビーシッターによる猥褻(わいせつ)事件が起こり、すべての男性シッターは登録停止になった。コロナ禍、藁(わら)をも掴(つか)む思いでシッターに頼った家はたくさんあったはずだ。その中での許し難い事件で、当該仲介サイトを使っていた私も怒りに震えた。
ただそれは後に知る話になる。
シッターさんをどう選ぶか? 当時は老若男女のシッターが登録しており、経歴も、資格も、家族構成も、何もかもがバラバラ。シッターの評価である星の数だけは似たり寄ったりで、さらに混迷した。
1日2日悩んで、仕方なく顔写真で優しそうな人、感じのいい人(でもたいがい優しくて感じがよさそう)をピックアップして、手当たり次第連絡してみた。すると最初に連絡したAさんが、ちょうどキャンセルが出て来られるとのこと。思い切ってAさんにお願いすることにした。
くぼあやこ
山形県生まれ。イラストレーター。女子美術短期大学、阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。ボローニャ国際絵本原画展入選、入選作がフランスにて出版。これが初仕事となる。以後イラストレーターとして活動中。著作に『育児百景 Slice of Life』(KADOKAWA)本体1,100円+税
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