「幸軒☆醤油ラーメン」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第九十九回】

みなさまこんにちは! 
いつも御覧いただいてありがとうございます♪

都内には大好きな場所がいくつかある。そのひとつが「築地」!
築地市場に昔から通っているツウっていうワケじゃない。
今は年末年始でそりゃあにぎわっていることでしょうね♪

話を遡らせること、私がかつて子どもだったころ。
いわゆるテレ朝さんの戦隊モノ。その名も
「超電子バイオマン」にドハマりして
いつかなりたいと思ってた、心から
「将来はバイオマンに」って!

ファンレターも書いた、大好きなので。そしたら
バイオマンのピンクファイブから直筆のお返事が届いたの!

すごくないですか?
小学生にですよ?

ずっと感動してた。そしたら、オトナになってから
ファンレターを返してくれた
バイオマンのピンクファイブ
牧野美千子さんとまさかの!
繋がることができて! 感涙の

バイオマン変身ポーズをもう、これまでにも何度も!

牧野さんは今現在、「地球」から「築地」を守る
佃煮諏訪のリアル女将になっているのだ。
これにて築地の平和は守られた!

そんな牧野さんに・・せっかくの機会なので、

「築地でオススメのリアルおいしい」をお尋ねした。
小学生にお返事も届けてくださる優しい牧野さんは、この日も

築地マップを使って
アドバイスをアレコレと!
ありがとうございます! 泣

さらに! 「お店から歩いてスグだけど
ちょっとわかりにくいと思うので」と

ご案内してくださった!

ねぇ! 思い出してよ、
バイオマンのピンクファイブが!

私のために歩いておススメランチをご案内してくれてるの!

こんな未来が待っていること、小学生の私に嗚咽で伝えたい。

そしてこの流れ・・まるで
番組みたいじゃない? 笑
カメラ回ってるみたい。

牧野さんがリアルで教えてくださったのは

こんな通路、
こんなスキマ。

うん、教えてもらえなかったら

ゼッタイ気付けない場所でした笑

牧野さんご一家も地域の方もはコチラのお店を
「コーケンさん」とお呼びしているそう!

実際のお名前は「さいわいけん」
通称で呼んでいることに感じる愛♪

コーケンさんは、入ってみると
ズラッとシンプルカウンター、そして

カベにドーンとメニュー展示。

・・茶碗カレーが激しく気になるけれど
ここはひとまず、オーソドックスに
醤油ラーメンで!

待っている間、店内を
キョロキョロしていたら見つけたカベに情報。

カーーーッ! 読むと、
「大食漢な職人さんたちに合わせているうちに
どんどん巨大になっていったシュウマイが直径4センチ」なのだそう

「茶碗カレー」は懐かしの「黄金色」なんだって!
お店は昭和25年からの開業で
築地で最古の町中華だって!

に。25年開業って!
歴史の長さがエグイ、
これこそが築地ぃー!

「築地市場関係者」の、いわば
昔なからの台所、もっと言えば
つまりみんなが胃袋に収めていたもの!

まずはそのスープをいただいてみたら

「初めて」なのに
ナツカシィーッ!

何このデジャブ。
前世の私は築地だった?

おそらく、このスープを
ひと口飲んだら万人が
同じ錯覚起こすと思う

それほどみんなが知ってる「懐かしい」の味!

麺がまた
オーソドックスに
ステキにスープが染みててサ!

見てこのお色!

見てるだけで
味するでしょ!

昔ながらをキープしているであろう、

具材のスナップエンドウにも心惹かれて
初めましてにも関わらず
ずーっとトキめいて

ああ気がついたら

またチャーシューが、
「まるっと」最後に!

立派に、厚みのある
チャーシューを
時間をかけ

ほぐしつつ
ホクホクいただき

ごちそうサマでしたー!

教えていただいて牧野さん♪
築地を守るピンクファイブ、
本当にありがとうございました!

みなさん、お店の場所を
知ったからには、あとはコチラを

進みゆく勇気だけ。

いってらー!