「郎郎郎 明大前店☆らーめん普通」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第三十回】
みなさまこんにちは! (・∀・)ノ
いつも御覧いただいてありがとうございます!
先日、お仕事の打ち合わせ終わりに駅前で
なかなかパンチの効いた看板を発見。
「郎郎郎」これなんて読むんだろう?
ちなみにウチのダンナさんは「功次郎」!
勝手ながら一方的に「郎」には御縁を感じる笑
調べてみると、郎が3つで「さぶろう」だって!
「つまり・・二郎系、ということでしょうか?」
いっしょにいたマネージャーさんと一瞬、逡巡。
二郎に、さらに「郎」がついたことで
二郎の上をいくのでしょうか・・!
ぐずぐずせずに、とにかく体験してみるしかない!
二郎を制覇できたのであれば邁進するべしっ
と、勇みよく券売機の前に立つも
かつて・・初めての二郎で
「野菜増し」をしてしまった、
あの大変な思いからキチンと学んで
「らーめん普通」をおとなしく、選択。
カウンター席で待っている間、目にずっと飛び込み続けるのは
窓にめいいっぱい貼られた「郎マシ」「郎マシ」のロゴ。
ずっと見ていたら
「マシに・・しないと!」
思わず、そう思いかけましたが
マサなかったのは、それだけ私の前回の学習が深かったから。
(よっぽどマンプクになったのです、野菜増しの二郎が!)
危なかったわ、「郎」の呼びかけ。
功次郎め! (とばっちり)
と、もれなくやってきた
「普通」のらーめん♪
スープを飲む。おー!
おいし! 油がおいしー!
この濃い味が染みわたる♪
麺は太麺ややちぢれ。御覧ください、この麺の色!
スープの味がシミシミ。麺に練りこまれているかのよう♪
シャキシャキのモヤシがまた、おいし♪
「野菜増し」と違い、多すぎなくて食べやすい。
・・ただ、本当にフシギな現象なのですが途中から
あとからあとから、器の底から
麺が湧き上がってくるのです!
つまりいっこーに減らない笑
食べ続けているのに、減らない。
いやこれむしろ増えてきているー!
二郎でも感じた現象が、朗郎郎でも起きた。
つまりどちらのお店も多めよということ。
く。くるヒィー! おいしいけれども!
おそるべし「郎」。
功次郎め!
(2回目)
学習したのに。
「マシ」にしなかったのにィー!
そんな私だったので、
いつもの慣習によって最後に君臨した
2枚の極厚チャーシューは
立ちはだかる壁のよーでした。
いつものクセとはいえ
どうしてこんな大物を
最後に残したのか・・ !
こうして私は満腹山のいただきを
ついに、登りつめたのでしたー!
ごちそうさまでした、というか
ごっつぁんでした!
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記