第110回「里芋のポンデケージョ」
みなさまこんにちは☆(*´∀`)ノ
いつも御覧いただいてありがとうございます!
先日、ありがたいことにご近所の方から
すぐ近くの畑で採ったという里芋をいただきました!
その後ふとテレビを観ていたら、地域限定で放送されている情報番組で
たまたま「里芋のポンデケージョ」が紹介されていたの☆
手元には採れたての里芋。
地域の情報番組でも里芋。
これはもう、「さあ作りなさい」ということでしょう?
さらに! これから「地域」のお友達のおうちに遊びに行く約束!
これぞ、うつくしいほどの「地産地消」! (@^▽^@)ノ
「地産地消デケージョ」と呼びたいくらいです!
↑でもそれだとなんのコトやらなので、笑
「里芋のポンデケージョ」を作りまーす!
「ポンデケージョ」って、モチモチとした食感が特徴のパンだよね☆
里芋のでんぷんによって、「もっちもち」の食感が楽しめるんですってー!
材料はシンプルに「里芋」! 「1人分」で「200g」です☆
他の材料はお粉や調味料、そしてお好みの具材で♪
「ベーコン」を入れるなどのアレンジも楽しめるそう!
今回は「たらこソース」「ごま」「チーズ」にしました♪
里芋は600gあったので、「3人分」を作ることにします!
まずは里芋を皮がついたまま丸ごと、おなべのなかに入れ
かぶるくらいのお水を投入してグツグツと茹でていきます。
10〜15分後、ちょっとつついて「やわらかくなったかなー」と思ったら
ザザーッとザルにあげて、お水で冷やしたら皮がチュルルン! とむけるので
とってもラクチン!
クックパッド様が教えてくれました!
(私がデキるひとなワケじゃない)
「皮のラクチンなむきかた」だと「10〜15分」ですが
今回、この里芋は「とことんやわらかくしてマッシュ」にしたいので
さらに時間をかけて茹でました! 「皮むき&柔らかく」をかねての長茹で♪
皮をむいて柔らかくなった里芋をつぶす、という力仕事は子どもの出番。
空良さんお願いしまーす! (・∀・)
ムギューーー
あれ、なんだか大変そう。
・・思っていたほど柔らかく茹でれていなかったっぽい。(^▽^;)
ごめんねー。そっか、大きい里芋だったからもっと茹で時間が必要だったかー!
曲がるマッシャー。笑
100均産だから曲がるのだ・・
と、思っていたい。 (_ _。)
洗いモノを少なくしたいので!
お鍋の中にマッシュした里芋を入れたまま
お鍋ごとスケールに乗せ、ここに直接残りの材料を入れていきたいと思います!
粉チーズ 80g
・・まあ、ちょいちょいピッタリグラムじゃないけれど!
でもこの、そのつど「0g」にしながら材料を入れる、という
「計量しながら材料投入システム」は我ながら、なかなか画期的!
なんだか急に、要領の良い「デキるひと」みたいになったよーな気持ち♪( ´艸`)
フッフッフッ。「デキるひと」風情を漂わせながら
お鍋の中の材料を直接、手でよくこねます。
ひとつのかたまりになった生地を、今度は3等分に分けたいので
ここでも「このまま計量」してみちゃお☆(・∀・)
ややっ! 「1331g」!
なかなか重いぞ。えーっと、これを3つに割ると・・
え?ひとかたまり「443g」?以外と大きいな・・
ひとまず、443g分をまとめ始めてみたけれど
これ、とても「1/3」量に見えない・・
みなさまはもう、お気が付きでしょう。
そうです。ワタクシ「お鍋の重さ」を忘れていました!!!
そもそも、もともとの里芋の量が「600g」なんだからサー!
と、いうわけで「お鍋ごと計量スタイル」は「生地をひとかたまり」にするまでで。
・・短かったな、私の「デキるひと」風情。(遠い目)
スケールに軽めのフタを乗せて「0g」にし
改めて、味付けをしたマッシュ里芋を計量!
そう、それっくらいの大きさが正しいですよ! (ノ´▽`)ノ
改めて、こちらを3つに分けまーす!
この3つにそれぞれたのしく「調味」していくんだよー!
調味したひとかたまりの生地を「8等分」して、手で丸めます☆
ひとつは「たらこソース」! これ、本来は「明太ソース」なのですが
我が家に「ある」と思っていたのが明太ではなく「たらこ」だったので、
今回は「たらこ」で! ・・こういう、ちょいちょい起こる思い違いがいつも危ない。
「たらこ(明太)ソース」の作り方!
マヨネーズ 10g
さらにここに
マーガリン 6g
を加えて、よく練ります。
そこに、皮をむいた
たらこ 15g
(うおー、ちょっと足りないし! まあ、いっか)
よくまぜたら、
完成♪カンタン♪
このソースは、焼き上がったポンデケージョの上に
かけて食べるものなので、このままお友達宅に持参します!
そして生地に味付けをなにも足さないまま丸めたものに、このソースをかける!
生地にたっぷり粉チーズが入っているから
そのままでもおいしいと思うー♪(≧▽≦)
残りの生地は、ひとつは
ごま 5g
をまぜたり
プロセスチーズをカットしてまぜたり♪
あと、トートツに「ちょっとカレー粉」を入れたりしてみました!
クックックッ! たのしいーーー!
味付けアリなし、それぞれ丸めた里芋たち♪
丸める時、少しお水で手を濡らすとカンタンに丸められました!
天板の上にクッキングシートを敷いて、丸めた生地をスタンバイ☆
200度のオーブンで10分焼きまーす!
本来の「たらこソース」の出番は、10分オーブンで焼いた後!
1度オーブンから取り出して「味付けなし・そのまま」の生地の上に
ソースをのせて、さらに1分焼く! トロトロソースがかかるんだろーねー。
わあ、たのしみだ♪どんな風に仕上がるんだろー!
焼きたて里芋のポンデケージョとソースを持参して
自転車に乗って、大急ぎでお友達のおうちへー! (≧▽≦)
「あとからトロトロソースがけなんだよー!」事情を話して
さっそくソースをお友達宅で、チン!
って
チンしすぎやん!!! ((((;゚Д゚))))
トロットロ〜が、バッサバサー!!
「ギャーーー!」あわてるお友達。
・・彼女から私とおんなじ香りがする。
いいのよ、いいの! レンチンあるある!
大丈夫、ほーら、まぜたら
うん、ほら! なんともない!
さあさ、ソースが熱いうちに
里芋ポンデケージョの上にかけましょー!
「ボタッ」
ギャーーー!
ごめん、おうちにソース落としちゃったー!
・・なぜなんだろう、ただ、温めたソースを
上からかけるだけなのにドッタバタ。ノーエレガント! 笑
若干(?)ドタバタはしてしまいましたがこの日は、
女子5,6人が集っての持ち寄りパーリーだったので
テーブルの上は、それはそれは華やかだったのよ〜♪
その中に、仲間入りさせてもらった、里芋のポ・・
ポンデケージョ?( °д°)
焼きが甘かったんだろーか、
私には、オーブンで焼いたものというより
・・おいしそうな「里芋を煮た物」にしか見えない。
でも、見た目はアレでも、食感はモッチモチなはずだから!
だってこれ、ポンデケージョなんだから! と食べたら
・・ポンデケージョ?( °д°)
の、思いふたたび。
もう、
とっくにお気が付きの方もいらっしゃることと思います。
私はすでに大失態をしています!!
しかもその大失態を、いま、
この原稿を書きながら知ったところです!!
お友達と食べながら、お友達もちょっと困り顔で
「モチモチ・・?」「粉チーズの存在感・・?」
「このソース、おいしいね!」←多少火が通ったってOKでした!
そして結論としては「まあ、おいしい里芋の煮物に似たもの」。
「ポンデケージョ!」とはハッキリと言えなかったことがずっとナゾだったの。。
「焼き」が甘かったんだろう、と思っていた。
それも多少はあるとは思うけれど・・ちがう。
計量がそもそも、間違っていたんだァーーーー!!
「1人分 200g」の里芋の分量の片栗粉や小麦粉や粉チーズだったからです!
私が用意した里芋は「3人分 600g」だったんだからー
それぞれを「×3」にしないといけなかったんだー!!
片栗粉や小麦粉や粉チーズがすべて「1/3量」だったから・・
「ポンデケージョ」にならなかった・・と、いうわけです。(_ _。)
もーーー! お友達に申し訳なーーーい!
ちなみに、持ち帰ってくれたお友達が
「あれ、そのまま素揚げしたらおいしかったよ♪」と教えてくれました。
「もしくは、多めにしいた油でコロコロ火を通してもいいかも♪」とのこと!
みなさまぜひ・・焼き色を見ながらオーブンで少し長めに焼くか、
表面をコロコロ炒めたり、素揚げにするなどして
私が作って、食べてみたかった
「里芋のポンデケージョ」を
作ってみてくださいっっっ!
・・正しい分量で! (ノДT)
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記