2016年10月4日

第106回「ふんわりしっとりシフォンケーキ」

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みなさまこんにちは♪ヽ(*´∀`)ノ
いつも御覧いただいてありがとうございます!

先日、次男の美良生がおかげサマで5歳になりましたー!
とってもめでたい、お誕生日。ここはひとつ、
手づくりケーキを作ってみたい! (@°▽°@)ノ

なーんて夢が昔からあったものの夢のままだったのですが
なんと数日前に、パン教室の先生から私、
シフォンケーキを習ったばかりなのです!

いい機会。ぜひチャレンジしてみよう!
そしてせっかくなら、その様子を掲載しよう☆
とはいえ、教室で習ったレシピです。
教えてもらったレシピでケーキを作るのはOKだとしても
レシピの掲載というのはちょっと、むずかしいかな・・・
著作物として、保護されているレシピも多いからね!
おそるおそる、先生に掲載許可を聞いてみました。

するとアッサリ
「あら、かまわないわよ♪」

ええっ。ほんとに?
先生、どこからか怒られたりしない?

「ええ、大丈夫よ。それよりなにかわからないことがあったら
 いつでも連絡ちょうだいね。家にいれば、電話に出られるからね。笑」

なんてやさしいんだーーー! (iДi)
きっと断られるよ、と身構えていたのに

むしろ、できるかどうかの心配までしてくださったー!
教室で習ったレシピの掲載ってたぶんキホン、できないものだと思うの。
通っているパン教室の先生がレアケースなんだと思う・・・ほんとに!

教室で習ったレシピとはいえ、ちょいちょい
先生のオリジナルが入っているからOKだったのかな・・・?

私がえらぶるわけではないですが、みなさま、得しましたよ!!
これ特別な、とーーーっても貴重なレシピです!!
先生ありがとう! しっかり作りたいと思います。
息子へのバースデーはじめてシフォンケーキ!!!

気合いを入れて
材料はこちら♪

1

材料を用意しつつ、下準備♪

☆卵5個→卵黄と卵白に分けます。

<チーム卵黄>大きめのボウルで
卵黄 5個
グラニュー糖 60g
サラダ油(安いものがおすすめなのだそう)60g
お水(小鍋に入れて計量しておくとラクチン)100g
バニラビーンズ 1/2本(なければバニラオイルやバニラエッセンスを1.2滴)
薄力粉 (2回ほどふるっておきます!)120g

<チーム卵白>大きめで、ガラスかスチール製のボウルがおすすめ。
      ボウルの内側の油分はしっかりとふきとっておく!
卵白 5個
グラニュー糖 80g
レモン汁 15g

卵黄と卵白を、それぞれに用意したボウルに分けるときに、注意ポイント!
卵白には、決して「卵黄」の成分を入れないことっ。
卵白はとっても繊細だから、少しでも油分があると
うまくふくらまないのだそう。
卵黄には「油分」が含まれているんだって!

教室で習ったとき、卵がじょうずに割れなくて
ウッカリ、卵白に卵黄を入れてしまって
あわてさせた先生から聞いたの。
フォローしてもらえたので助かったけれど
そんなわけで今回も、先に「失敗しておきました! 」

なので卵の中身は、慎重に分けてくださいっ。卵白様を大切に!
シフォンケーキは、「卵白のご機嫌」がとにかく大事。なので様づけ。
美しく分けた色白の卵白様は、ボウルごとお冷やしします。
冷やすとメレンゲになるのが早いんだって。
卵白様、冷蔵庫でしばし御休息ください!

それでは、<チーム卵黄>いきますよー!
ボウルに入れた卵黄を割りほぐして、グラニュー糖をドカンと全部入れ、混ぜます。

2

繊細な卵白様に比べ、おっとこ前な卵黄くんのこの取り扱い・・・スキ♪

小鍋に入れておいたお水にバニラエッセンス(お手持ちの香りづけで!)を入れ
フットウ直前まで温めます。お鍋の内側周りがフツフツとする程度まで!

3

お鍋の底に使用感がありますがお許しを♪

温めた、香りつきのお湯を
サラダ油を入れたボウル(高さがあるものがおすすめ)の中に入れ

4

あわだて器で混ぜると、「お湯+油」で

5

「乳化」するんですってよー!
それを、

6

といた「卵黄くん+グラニュー糖」の中に少しずつ入れて
あわだて器でまぜます。ここまでで<チーム卵黄>はちょいと休憩。

続いて<チーム卵白>へ! (・∀・)ノ
冷やしておいた卵白様に

7

レモン汁を入れます。
「冷え+レモン」で、さらにすばやくふくらむんだって☆

さーて、満を持して「ふくらむメレンゲ」作りです。
ハンドミキサーで、ダダーーーッと! 角が立つまで!

ところで、以前作った「炊飯器 de カステラ」レシピ、覚えてくれていますか?
この「角が立つ」目安がわからなくてひと苦労したのですー。
そしたらね!実際に作ってくれたお友達から教えてもらったの!
「角が立った目安は、ボウルを逆さにしても落ちない程度よ」だってー!
こっ、こわくてとてもさかさに出来ず(いくじなし!)真横にしてみたけれど

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わあ! ほんとだほんとだー! 落ちないよーーー! (≧▽≦)
ありがとう、お友達! 助かりました!
カステラ作って、よかった!

角が立ってから、お砂糖を入れます。

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これ、先生のオリジナル! ヽ(*´∀`)ノ
もともとのレシピには「3 回に分けてグラニュー糖を入れながら角を立てる」ですが

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「角が立ってからグラニュー糖を3回くらいに分けて入れた方がいいわよ♪
 先にグラニュー糖を入れてしまうと、キメの細かなメレンゲにはなるけれど
 なかなか早くメレンゲにならずに、時間がかかってしまうの。」と先生。
こまかなところに、ちょっとしたポイントがある。それがお菓子作りね!
あわだて器で、メレンゲにサクサクとグラニュー糖を混ぜ入れます♪

ここでふたたび、<チーム卵黄>へと戻ります。
卵白を泡立てたハンドミキサーは、洗わずにそのまま使うよー!
卵黄くんはワンパクなので、卵白がついていたってヘッチャラなのさ☆
洗い物が少なくなるこの流れは、先生ご考案のものだよー! うれしい♪

休憩していた<チーム卵黄>にハンドミキサーをそのままドボン。まぜます!

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しっかり泡立ったら、ふるっておいた薄力粉をドッサリ入れます☆

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ゴムベラでまぜまーす!

さあ。いよいよそれぞれのチームが融合する瞬間です☆
ここからは一気にスムーズに作業をしていきたいので、
ここらでオーブンに予熱の準備を。「170度」に!

卵黄くんと卵白様。いきなり出会うのではなく、
まずはあわだて器についた分だけの「卵白様」を

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そっと卵黄くんの中へ。

そしてそのあとは、3回に分けて

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卵黄くんに卵白様を混ぜ入れていくよー☆
このとき、片手でボウルをまわしながらだと効率がいいんだそう!
卵白様の繊細なメレンゲのアワがつぶれやしないか心配ですが、先生いわく

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ゴムベラで、ボウルの底からまぜるように「大胆でいいのよ♪」だそう!

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そのままの勢いで、型に流し込むー!
ボウルの時と同じく、生地入れは型を回すとスムーズ!
教室の時に聞きました。「ひとりで作るときはどうしたらいいですか?」
「あなたが生地を入れながら、型の周りを回ればいいのよ♪」なるほど。笑

ちなみに今回の型は100均で見つけた「4号」サイズです!
ていうか、このサイズしかなかったのだー。ちょっと小さい気もするけれど

って、

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気のせいじゃなかった。
パンパンだ!! (゚ロ゚;))((;゚ロ゚)

どうしよう、でも焼くしかないよね、ね、空良・・
と、「弟へのケーキ作り」に今回も細かなサポートをしてくれている兄を見たら

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ボウルに残った生地の残りをむさぼりなめているところで、ガックリ。
まあいいーや!
このまま焼いてみる!

ちょうどオーブンも「170度」になっていたところだったし!
祈る気持ちで「40分」焼いていきます!

と、20分ほど経過したとき
ドキドキオーブンの様子を見たら

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めちゃふくらんでいる!!! ((( ロ)~゚ ゚
腰ぬかすかと思ったーーー!
おそるべし元気メレンゲ!
もう、繊細さなど皆無!

このままでは焦げてしまうっ。
あわてて、緊急アルミホイルをかぶせました!

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だいじょうぶかな〜〜〜!
手前に見える指は、空良。
母さんも心配だよ、でももう

焼き上がりを信じるしかあるまいよ〜!
「ぜったい、この分量だったら容器が小さかったんだって!」
焼き上がりを待ちながら、親子 de 反省会。(ノ_-。)

みなさま、4号以上のものが確実です・・・!
焼けました!
ちょいと

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コゲましたが。
でもまあ、セーフ圏内!
アルミのフォローが入って正解!

そして、ここでさらに「先生オリジナル」の、大事なコツ!
ここからはレシピにも記載されていない方法です。聞いたこともない、

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「秘技・さかさ」!

焼きたてのシフォンケーキを、さかさまにして予熱をとるんですってー!
こうすることで、熱が均等に伝わりやすいのだそうよー!

予熱がとれたら、さかさ姿のまま

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表面が乾燥しないように、ビニール袋に包みます。
できたらこのままひと晩おくのが理想なのだそう!
すぐに食べる場合は、熱が冷めたら型を戻して、そして

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生地を「押す」!
↑これ、教室で教えていただいているときの光景。
「えーーー! 生地をそんなに押しちゃって大丈夫なんですか?!」
あまりに衝撃だったので写真を撮らせてもらっていたの! そしたら
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。ギュッと押すことで、外側に空気が入って
生地がキレイに型から外れるのよ♪押したって、生地は戻るから安心して♪」

あのときの先生のお言葉を信じて・・・佳恵も

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「ギュッ」
ってしたあとに気付いたんだけれど、
これは紙タイプでサイドから型をやぶいて外せるから
「ギュッと押す」はしなくてよかったのかも。(^▽^;)

紙タイプではありますが、でも!

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カンタンにはずせたし、
なおかつ、生地のふくらみもちゃんと戻った!
すごーーーい! 弾力のある「しっかりメレンゲ」のなせる技ね!

感動したのもつかのま、ケーキのサイドを見たら

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ミョーにくびれたウエストができていておどろいた。笑
紙タイプの型だったから、生地を流し込むときに
サイドがきっとヘコんでしまっていたのねー!

もっとゆっくり生地を流し込めていたら
「4号」サイズでもコゲなく焼けたのかも・・・。

そんなことを思いつつ、いよいよ最終準備!
シフォンケーキに添える生クリームを作ろうー!

「生クリーム 100ml」に対して「お砂糖 大さじ1」を入れます。
↑ これ、お友達から教えてもらった分量♪みなさまに支えられて毎日に感謝!

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そこに、佳恵のアドリブですが
今回教えていただいた「あわだて」のコツ、「数適のレモン」を投入!

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佳恵、やるやないか♪
学べた自分に、ちょっと拍手!

おかげで、あっというまにあわだてられて
カットしたシフォンケーキにそっと添えたら

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おいしいシフォンケーキのできあがりーーー! (@°▽°@)ノ

ふわふわしっとり、でも甘すぎずにサッパリ、
エアー感たっぷりで口溶けもよく
サラッと一気に食べられちゃう!!

私史上、最上級のシフォンケーキが作れましたーーー!
って、「史上」もなにも、作ったのがはじめてだけどー! 笑

すごい、すごい! 感動しました。私にも作ることができました!
「美良生、お誕生日おめでとう!」大喜びで食べてくれましたー!!

これも、やさしい先生のおかげです。ううっ・・・
先生のところに通うことができてよかった!
ありがたい御縁のおかげだ!

ありがとう、先生!
焼けたよ、佳恵!

ただすこーし

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コゲたんだげれど
ギリ、「香ばしい」範囲! (;´▽`A

紙タイプの型の流し込み時は「なるべくゆっくり、落ち着いて」
↑ ここにはちょっと気を付けて、笑

ぜひ作ってみてくださーい!!! (≧▽≦)

 

cake_

 

おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記

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