2021年7月23日

1歳7か月、ついに息子がしゃべりました!【ももろの子育てもろもろ日記・79】

2019年にママになった、イラストレーターで絵本作家のももろさん。はじめての育児は戸惑うことも多いけれど、小さな気づきがいっぱい! そんな子育ての日々をイラストとともにつづります。

【vol.79】これが「溢れ出る」ということなのか

1歳7か月になり息子が言葉に興味を持ち出してきました。それまで宇宙語は喋っていたけど、全く言葉らしい感じではなかったので、いつ喋るんだろうと思っていました。ついにある日、わんわん!と絵本を読むこちらの真似をしたところから、今度は絵本の該当部分をめくってもわんわん、外出時に犬を見つけると自分からわんわん!と教えてくれる、と、どんどん自分で言葉を発するように。

それからは1日に1~2語くらいのペースで何かしら新しい単語が言えるようになり、これが「溢れ出る」ということなのか……と感心しています。単語の理解をしていても自分が喋るっていう発想がないと、喋るという行為にはつながらないのかな……と思ったり。

それまで読んでいた絵本も改めて読み返すと、口にできる言葉がたくさんあって嬉しいようで、ますます絵本が好きになった様子。『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ/作 偕成社)はファーストブックとして、生まれたころから読んでいたのですが、またお気に入りになりました。そこに出てくる「カンカン!」がとても好きで、最近は街中の「カンカン」ぽいものをみつけては「カンカン!」と嬉しそうです。踏み切りは日常生活でそんなに見るものではないと思うのに、早い段階で覚えたので、絵本や絵の影響力ってすごいなとあらためて思いました。

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1歳すぎ。これまでとは違う甘え方【ももろの子育てもろもろ日記・71】の画像2ももろ
イラストレーター、絵本作家。笑い声が聞こえてくるような生き物の動きや、楽しくなる色の組み合わせを大切に、ストーリー性のあるイラストを制作。主な作品に『おふろにジャブン 1、2、3!』(小学館)、『ハッピーとラッキーのどうぶつえん』(教育画劇)、『サンタさんまだかな』(あかね書房)など。 https://momoro66.com

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