2021年1月12日

最終回 子どもたちがくれたもの。【菊田まりこの子ども是好日・20】

連載20回、無事に終えました。みなさま、お付き合いいただき、ありがとうございました。
陽くんは、この度、成人式を迎えました。月ちゃんは今年は中3、来年の春には高校生です。ここまでの子育で一番深く体感した個人的な感想を、最後に書き留めておきますね。
育てている親側からすれば、子どもには与えているばっかりのような気がすると思いますが、実は、与えられているものの方が 多かったのだなってこと。
……これね、ほんとそう。まあ、私も、最近気がついたのですけどね。子どもほど 無条件に親を受け入れて、惜しみなく愛を注いで教えてくれる存在はないのです。

それでは、みなさん、またいつかどこかで!

菊田まりこ
きくたまりこ/絵本作家。絵本『いつでも会える』でボローニャ国際児童図書展で、ボローニャ児童賞・特別賞を受賞。絵本に『ゆきの日』(白泉社)『ひとつぼし』(学研プラス)『月のしずく』(WAVE出版)、育児エッセイに『だっこしておんぶして』『君へのてがみ』(角川文庫)、翻訳を手がけた絵本『わたしのそばできいていて』『おばあちゃんのおくりもの』(WAVE出版)など。 
http://kikutamariko.jp

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