2020年12月21日

バランス感覚と反応能力を磨こう!【ヒラガコージの育脳体操遊び・6】

キャッチボールやじゃんけんぽん……何気ない遊びが、実は子どもの能力を育むのにとってもいい効果があるんです!
二児のパパであるパーソナルトレーナー、ヒラガコージさんによる「おうちの中でも楽しめて、親子でできる脳を育てる遊び」。連載第6回は「棒のせバランス」です。

第6回 バランスと反射神経を育てる「棒のせバランス」

小学生の頃、クラスの子たちが掃除の時間、ほうきを手のひらに逆さにのせて遊んでいる姿を見たことがあったでしょう。単なる子どもの遊びに見えて、実はこれ、脳と体を鍛えるために非常にいいものなのです。
細長いものを手のひらにのせ、倒れないように自ら体を動かして調整することは、バランス力と反応能力を養うために有効です。
反応能力とは、対象物(相手やボールなど)の動きを予測して、適切に動く能力のことです。

手のひらを上に向け、ペンなど細長いものをのせてなるべく長い時間のせ続けておく競争をしてみましょう。全身を使ってバランスをとりながらやってみてください。

底の面積が大きいものでチャレンジしてもOK

小さいうちは手のひらにのせるものが細すぎると、バランスをとる事が少し難しいかもしれません。そんな時はペットボトルのような底が広いものでチャレンジ。中に少しだけ水を入れ、重心をとりやすいように調整してあげるのもおすすめです。
子どもの年齢やレベルに合わせて「できた!」を感じられるように工夫してみましょう。

【まとめ】

バランストレーニングは、自分自身がグラグラと動くものだけでなく、ものを支えるために自分が動くという方法もあります。できるだけ多くの種類の運動から刺激を入れるために、こうしたバランス運動にたくさんチャレンジしてみましょう!

撮影/渋谷和江

ヒラガコージ
パーソナルトレーナー/柔道整復師。スポーツクラブのインストラクターを経て、フリーランスのパーソナルトレーナーに。お年寄りからアスリート、幼児まで幅広い年齢層を対象に、ダイエット、健康増進、身体機能回復を指導。4歳男の子、1歳女の子のパパとして育児もがんばり中。
Instagram: @hiragakoji0916 
https://ameblo.jp/ichiza-konryu/

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