「だるまさんがころんだ」で機敏に動けるようになる!【ヒラガコージの育脳体操あそび・2】
キャッチボールやじゃんけんぽん……何気ない遊びが、実は子どもの能力を育むのにとってもいい効果があるんです!
2児のパパであるパーソナルトレーナー、ヒラガコージさんによる「おうちの中でも楽しめて、親子でできる脳を育てる遊び」、連載第2回は「だるまさんがころんだ」です。
第2回 「だるまさんがころんだ」でイメージ通りに動ける体に
こんにちは! ヒラガコージです。
ぼくも小さいころよくやった「だるまさんがころんだ」。昔ながらの遊びにも脳と運動の力を高める効果がいくつも隠れています。
まず、鬼に向かって一目散に向かっていくことで走る能力が鍛えられます。そして鬼の動きに合わせてピタッと止まらなくてはならない。一連の「ストップ」「ゴー」の細かな動きは、体の機敏性=アジリティを高めるのにとても有効です。
自分の体をイメージ通りにコントロールし、機敏に動ける能力は、近年スポーツ競技においてとても注目されています。
「ストップ」にバリエーションをつけてみよう!
一般的な「だるまさんがころんだ」では鬼が振り向く際に静止するだけですが、ポージングの指定をしてみるとさらに楽しさも効果もアップ! 片足バランスや動物のまねっこなど、ただのストップよりも負荷が増えることで子どものチャレンジ意欲を刺激し、トレーニング効果も高まります。
【まとめ】
スポーツ界も注目の「アジリティ」が鍛えられる「だるまさんがころんだ」。スリルもあって子どもが大喜び、家の中でも手軽にできるので、積極的にやってみましょう!
撮影/渋谷和江
ヒラガコージ
パーソナルトレーナー/柔道整復師。スポーツクラブのインストラクターを経て、フリーランスのパーソナルトレーナーに。お年寄りからアスリート、幼児まで幅広い年齢層を対象に、ダイエット、健康増進、身体機能回復を指導。4歳男の子、1歳女の子のパパとして育児もがんばり中。
Instagram: @hiragakoji0916
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