2020年11月7日

『さんどいっちにー』【今日の絵本だより 第168回】

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kodomoe本誌連載の「季節の絵本ノート」では、毎回2か月分のおすすめ絵本を15冊、ぎゅぎゅっとコンパクトにご紹介しています。
こちらのweb版では毎週、ちょうど今読むのにいいタイミングの絵本をおすすめしていきます。おやすみ前や週末に、親子で一緒にこんな絵本はいかがですか。

『さんどいっちにー』【今日の絵本だより 第168回】の画像1『さんどいっちにー』
たんじあきこ/作 ほるぷ出版 本体850円+税

前回に引き続き、今回もサンドイッチの絵本をご紹介。
『さんどいっちにー』は歌うようなリズムが楽しい、赤ちゃんからおすすめの絵本です。

パンダさんとうさぎさんとりすさんが、仲良くはずんで野原を行きます。
「いっちにー いっちにー さんどいっちにー」
おや、みんな手には何やら、かわいい包みを抱えていますよ。
「もってきた きた さんどいっちにー!」
包みの中から
「ぱぱーん!」
と出てきたのは、食パン。
それからそれから、
「ささ!」
「にんじん!」
「どんぐり!」
それぞれの大好物を、もう一枚の食パンではさんだら、
パンダさんは「さささんどいっち!」
うさぎさんは「さんどにんじんっち!」
りすさんは「さんどんぐりっちー!」
そろって大きなお口を開けて、
「ああーん」
「ぱくっ!」
ああ、おいしそう。

とてもシンプルなお話なのですが、
「いっちにー いっちにー さんどいっちにー」
の愉快なフレーズが、頭の中でぐるぐるリフレイン。
親子で一緒に唱えてみたら、さらにうきうきしてきそう。
読んだ後はサンドイッチを見るたびに、「さんどいっちにー」が合言葉になってしまうかも?
昨日発売のkodomoe12月号は、巻頭特集が「絵本レストラン」。
こちらの『さんどいっちにー』をはじめ、食べることが楽しくなる絵本をたくさん紹介しています。
「食べない」とか「こればっかり」とか、子どもの食まわりの悩みはつきないものですが、毎日のことだから少しでも、気持ちのよい時間にしたいもの。
いろんな絵本が、皆さんのお食事タイムのよき味方になりますように。

 

選書・文 原陽子さん
はらようこ/フリー編集者、JPIC読書アドバイザー。kodomoeでは連載「季節の絵本ノート」をはじめ主に絵本関連の記事を、MOEでは絵本作家インタビューなどを担当。3児の母。

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