2020年1月21日

『ノラネコぐんだんカレーライス』【今日の絵本だより 第102回】

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kodomoe本誌連載の「季節の絵本ノート」では、毎回2か月分のおすすめ絵本を15冊、ぎゅぎゅっとコンパクトにご紹介しています。
こちらのweb版では毎週、ちょうど今読むのにいいタイミングの絵本をおすすめしていきます。おやすみ前や週末に、親子で一緒にこんな絵本はいかがですか。

『ノラネコぐんだんカレーライス』【今日の絵本だより 第102回】の画像1『ノラネコぐんだんカレーライス』
工藤ノリコ/作 白泉社 本体1200円+税

前回は大寒の「ぬか床の日」にちなんだ絵本をご紹介しましたが、今回も続けて食べものの記念日の話題です。
ご存知でしたか?
1月22日は、カレーライスの日。
1982年に、全国学校栄養士協議会がこの日を「全国統一献立日」と決め、メニューをカレーにしたことから定められました。
kodomoe読者の皆さんにおすすめのカレーの絵本といえば、もちろんこちらですね。
kodomoe付録絵本発、ノラネコぐんだんシリーズの最新刊。
『ノラネコぐんだんカレーライス』です。

ここはジャングルの中の、ワンワンちゃんのカレーやさん。
ノラネコたちが屋根からのぞいて見ています。
「ニャー、カレーライス おいしそう
 ニャー、カレーライス たべたいね」
いつも通り夜中にお店に忍び込み、大鍋いっぱいカレーをつくって
「かんたんだったね
 かんたんだったよ
 ニャー ニャー ニャー」
そこへ、いいにおいにつられて現れたのは、なんと大きなトラ!
大鍋のカレーを全部食べちゃって、ノラネコたちを連れて行ってしまいました。

トラのすみかで、子分になった印に、しましま模様を描かれてしまったノラネコたち。
しましま姿で、またまたせっせと山ほどカレーを作りますが、トラの親分はぺろりと平らげ、
「にくの はいった カレーが たべたい」
って、肉なんてないけれど……まさか!?

そこから先は、ジャングルの中の大スペクタクル!
川を下って逃げるノラネコ、追いかけるトラ、映画のような迫力シーンの連続です。
シリーズのお約束の「ドッカーン!」のクライマックスが今回はどんな形になるのか、まだ読んでいない方は、どうぞお楽しみに!
それにしても、毎回何でも器用に作ってしまうノラネコたち。
大鍋いっぱいのエビカレー、トラの親分でなくてもごちそうになりたくなるくらい、なんともおいしそうです。

 

選書・文 原陽子さん
はらようこ/フリー編集者、JPIC読書アドバイザー。kodomoeでは連載「季節の絵本ノート」をはじめ主に絵本関連の記事を、MOEでは絵本作家インタビューなどを担当。3児の母。

 

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