2018年11月15日

工藤ノリコさんのおいしい絵本 前編

ニャー、おすし まわってる
『ノラネコぐんだん おすしやさん』

パンこうじょう、きしゃぽっぽに続く3作目のおすしやさんでは、
彼らの悪だくみが、さらに本格化……!!?

『ノラネコぐんだん おすしやさん』
白泉社 本体1200円+税

「ワンワンずし」のお寿司に魅せられたノラネコたち。夜更けを待ち、台車に道具を積んで、閉店後のお店に忍び込みます。読者のみなさんから大人気の「あのシーン」、おすしやさんでも期待を裏切りませんよ〜!

木材や工具まで持ち込んで、作り始めたものは……。色違いのほっかむりがおしゃれ♡

夜中に設置された木のすべり台から、お寿司がすべり始めました。ワンワンちゃん、気づいて〜!

 

 

 

工藤ノリコインタビュー

どうすれば、お寿司は走る?

——『ノラネコぐんだん おすしやさん』の
随所に登場するお寿司が、とってもおいしそうです。

 描き始める頃に「dancyu」のお寿司特集号を買ったら、写真がもう本当においしそうで。記事からもお寿司屋さんの楽しさが伝わってきて、すごく参考になりました。でも、お寿司を描くのが楽しみで気合いが入りまくっていたのに、描いてみると、お寿司は小さいので画面の中で思いのほか目立たず……あれ? おかしいな?と思っているうちに、一冊描き終えていました(笑)。それもあって、今回の単行本の裏表紙に、大きいお寿司をたっぷり追加しました!

——苦労した点は?

 町じゅうに回転寿司のレールを敷いてお寿司を走らせようとか、いろいろお話のアイディアは出てきたのですが、動力がないとお寿司は走ってくれないから困ったなと。それで思いついたのが、山の上からすべらせる案。結果的に、森の中にお寿司屋さんという意外性も出て、よかったなと思います。

——次回作はいかがですか?

 今構想を練っていますが、次はぐんだんがピンチに陥るかも!

——ピンチ、早く見たいです(笑)。

profile
くどうのりこ/絵本作家、漫画家。1970年神奈川県生まれ。月刊「MOE」イラスト・絵本スクール審査員。

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