2018年4月9日

春のおでかけにぴったり。おべんとうの絵本 前編

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春はおでかけが楽しい季節。
おべんとうと一緒に、おべんとうの絵本を持って、外へ出かけてみませんか?(kodomoe2016年4月号掲載)
編集協力/原陽子(JPIC読書アドバイザー)、山縣彩 イラスト/わたなべあや

interview わたなべあや

おべんとうは、お母さんの魔法。
そのわくわく感を絵本にしたくて。

――今回の絵本はどんなふうに生まれましたか?

 テーマをおべんとうにしようと編集さんと話し合っていて、おべんとう箱の形って遊園地の乗り物に似てるな……とパッとイメージが浮かびました。ストーリーに面白いオチをつけたいと思っていたのですが、食べ物だから最後は食べられたほうがいいということで、ラストシーンが決まりました。おべんとうが運ばれてくるジェットコースター、私もほしいです。とても助かります(笑)。

――リズミカルな言葉がとても楽しいです。

 子どもが言うことを聞いてくれなくて疲れてしまったときとか、気持ちを歌詞にして歌うクセがあります。「片づけるっていったのに~、片づけて~な~い~♪」とか(笑)。結局片づけてくれないんですけど、気持ちがふっとラクになるんですよね。リズムのある言葉は、普段の生活から生まれているかもしれません。

――ご家族みなさんで応援してくれているとか。

 幼児教育を大学で教えている夫がアドバイスをくれるので、6年生の長男と3年生の長女も、絵本のラフを見てアドバイスをくれるようになりました。今回の作品でもいい言葉が出てこないところがあって、「あつあつですね、いいながめ」は息子のアイディア。家族で楽しんで絵本づくりを応援してくれています。(* 最新刊『ショコラくんのおこさまランチ』は旦那様との共著)

――これからどんな絵本を描いていきたいですか?

 学生時代に作った『うめぼしくん』という絵本でデビューしたのですが、食べ物をキャラクターにすると、自然にお話が動き出してくれるんです。これからも食べ物のお話を描いていきたいです。

――読者にメッセージを。

 子どもにとって、おべんとうは「お母さんの魔法」だと思うんです。起きたらできあがっていて、蓋をあけるときはちょっとわくわくして……その楽しさを表現できたらいいなと思いながら描きました。次は何に乗るのかな?って親子で想像しながら読んでみてください。

みんなで いっしょに ゴーゴー レッツゴー!
『レッツゴーおべんとう!』
わたなべあや/作
白泉社 本体880円+税
おべんとうのおかずが、遊園地にレッツゴー! メリーゴーランドに観覧車……さて、最後に乗るのは? たまらなくかわいい食べ物たちとリズミカルな言葉を親子で楽しみたい。

わたなべあや/1978年東京都生まれ。絵本に『かたづけやさーい』(ひかりのくに)、『いーれーてー』(アリス館)、『ショコラくんのおこさまランチ』(教育画劇)他多数。

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