年に1度の大掃除よりも、1日10分の小掃除! インフルエンザ、ノロウイルス、アレルギーから家族を守る掃除術
2023年10月27日

年に1度の大掃除よりも、1日10分の小掃除! インフルエンザ、ノロウイルス、アレルギーから家族を守る掃除術

あわただしくなっていく年末年始。今年は予定が入っている家庭も多いかもしれません。そんな時に気になるのは、子どもの体調管理。実は、それには毎日の掃除がカギなんです!
目に見えない敵を効率的にやっつけ、忙しいシーズンも元気に乗り切りましょう。住まいまわりのライター・藤原千秋さんに、「病気をブロックする掃除のポイント」や、「冬のお掃除5つ道具」などを教えてもらいます!

空気が乾燥している冬は病気のリスク大!
毎日の掃除にちょっとしたコツを

年に1度の大掃除よりも、1日10分の小掃除! インフルエンザ、ノロウイルス、アレルギーから家族を守る掃除術の画像1

冬場のカラっとした空気と低気温の状態は、菌やウイルスが飛散したりダニやアレルゲンを含むほこりも舞い上がりやすい。現代の家は気密性が高く、室内の空気の自然な入れ替わりがないため、「危険物質」が蔓延!

病気をもらいやすいこの時期の掃除で、特に気をつけたいのは「手が触れる場所」「水まわり」「ほこり」。
「菌やウイルスは目に見えないのでどこまでやればきれいになるのか心配かもしれませんが、除菌用アルコールや二酸化塩素スプレーを使うことを習慣にすれば、病気のリスクを減らせます。必須道具として準備しておきましょう」と話すのは、暮らしまわりのライター藤原千秋さん。

「空気の入れ替えや布団干しなど、できれば毎日やったほうがいいこともありますが、時間が限られているなら1日1か所と決めてもOK。年に1度の大掃除よりも、1日10分の小掃除のほうが、汚れもたまらず清潔を保てますよ」
●短い時間で狭い範囲から! 完璧を目指さなくてOK♪

病気をブロックする掃除のポイントは

その1・手が触れる場所

ドアノブ、電気のスイッチなどみんながよく触る場所は、手についていた菌やウイルスが付着しやすいので、小まめに拭き掃除を!

その2・水まわり

菌やカビは、水を媒介にして飛び散ったり増える性質が。トイレや洗面、キッチンなどは水気をしっかり除去して清潔に。

その3・ほこり

フワフワと正体不明に見えるほこりの中には、ダニやウイルス、ダニのエサとなるフケなどもたっぷり。家具の下やすき間は念入りに。

これだけは用意したい
冬のお掃除5つ道具

二酸化塩素スプレー

二酸化塩素はウイルスや菌を除去する作用が。気になる場所にスプレーして拭き掃除。

除菌用アルコール

除菌にはアルコールが効果的。食品成分のみで作られた除菌スプレーなら安心。

ボロ布

くり返し使う布巾や雑巾には菌がビッシリの場合も。冬場の掃除は、使ったら捨てられるボロ布で、菌やウイルスを広げない工夫を。

キッチンペーパー

カビ退治などに次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)をしみこませてパックしたり、仕上げの乾拭きにも使え、使い捨てにできるのも◎

掃除機

ほこりを舞い上げずに掃除するには、ほうきやはたきよりも掃除機がベスト。フィルターは小まめに掃除しておくのも忘れずに。

年に1度の大掃除よりも、1日10分の小掃除! インフルエンザ、ノロウイルス、アレルギーから家族を守る掃除術の画像2教えてくれたのは
藤原千秋さん
ふじわらちあき/住まいまわりのライター&アドバイザーとしてwebや雑誌等で活躍。読者&ユーザー目線の実践的なアドバイスが好評。3人の女の子のママ。

イラスト/momoro 撮影/花田梢(藤原さん)(kodomoe2017年12月号掲載 ※この記事は、2019年11月にウェブ掲載されたものを再編集しています)

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