2023年6月22日

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとは

身のまわりの安全を再チェックすることは、日々の事故防止になると同時に、災害時には命を守ることにもつながります。身のまわりで危ない場所はないかを、よくチェック! 子どもと過ごす屋外で注意することは何か? 事故防止の上で大切なポイントを集めました。

家の外で注意するポイント

川や海が近くにある場合
避難場所や避難経路を頭に入れていますか?

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像1水深が深い部分での津波はジェット機並みの、岸に近い比較的浅いところでも自動車程度のスピードはあると言われます。とにかくいち早く逃げられるように、ふだんから徒歩での避難経路を決めて、シミュレーションしておくのが大事。

火災時は特に注意!
自分が住んでいる地域の「東西南北」や
木造密集地域は把握していますか?

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像2火災の時は風上に逃げるのが安全ですが、出火場所が風上にある場合は吹いてくる風に対して90度の方向に逃げるのが鉄則です。
また、アプリなどで風上や風下の方位が分かっても、今いる場所の東西南北が分からなければ避難できません。自分たちがいる場所の方位は常に頭に入れておきましょう。スマホの方位磁針もありますが、バッテリー切れの場合も想定して。
また、注意したいのが木造密集地域での火災です。木造密集地域では、火を見る前に安全な場所にすぐ避難するのが鉄則! 木造密集地域よりも風上の方向に逃げることが必要です。

公園で遊んでいるとき地震が起きたら…
とっさの動きをイメージできていますか?

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像3地震の揺れによって、すべり台やブランコなどは凶器に変わります。すべり台の上にいたらすぐ姿勢を低くして柵につかまる、ブランコからはすぐさま離れるなど、あらかじめ練習を。地震が起きると、子どもに指示を出そうとしても轟音で声は聞こえません。

よく通る道で高いブロック塀や
古い屋根瓦はありませんか?

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像4大きな地震の際、ブロック塀はブロックが1個ずつバラバラ落ちてくるのではなく、板状で倒れてきます。また、古い屋根瓦も揺れで落ちてくることが。実際に大きな地震が起きると、揺れてから離れるのはまず無理。ふだんから危険物がある道は通らないようにするのが正解です。

電車は一番前や後ろではなく
中間あたりの車両に乗るようにしていますか?

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像5電車の脱線事故で被害が大きいのは、先頭と最後尾の車両と言われます。リスク回避のために、電車に乗る際は中間辺りの車両を選ぶのがおすすめ。また、乗った際は必ずつり革や手すりなどにつかまり、衝撃で飛ばされるのを防いで。

よく行くスーパーではワゴンや商品棚の陳列が
危なくないですか?

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像6商品が陳列してあるワゴンは、脚が固定されていないと、地震の揺れで猛スピードで飛んでくる恐れが。陳列棚の上のほうからものが落ちてくる危険も。よく行くスーパーなどでは陳列の状態をチェックして、災害時には瞬時に対応できるようにしましょう。

被災時はインナーやアウターの着方が
生死を分ける!

寒い時期に被災した際に気をつけたいのが、低体温症。衣類が濡れると体温が奪われ、命に関わります。汗をかきやすい子どもは知らないうちに肌着が濡れていることも。その上からいくら着込んでも冷える一方なので、濡れた肌着はすぐ着替えるか、替えがなければ肌着は着ず、新聞紙でくるむほうがマシ。
また、保温性の高いダウンジャケットの正しい着方は、肌着のすぐ上など肌の近くで着ること。体温で温まると膨らむダウンの性質を生かします。風が通ると熱が逃げるので、ダウンの上に透湿防水・防風タイプのジャケットを重ね着したり、ブランケットなどを羽織るなど、ダウンをつぶさないで着ることがポイント!

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像7ダウンは肌の近くに!

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像8濡れた肌着は危険!

公園で遊んでいるとき地震がきたら…。命を守るために家の外で注意するポイントとはの画像9教えてくれたのは
あんどうりすさん
アウトドア防災ガイド。阪神淡路大震災における自身の被災体験とアウトドアの知識を生かし、実用的な防災テクニックを伝える。
「突然やって来る災害にそなえて、日ごろから、親子ともに防災意識を持つことが大切です。ママのための防災ガイド、ぜひお役立てください!」

イラスト/山田美津子(kodomoe2018年4月号掲載、※内容はウェブ用に再編集しています)

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