年末年始の「トイレ」掃除は念入りに。お掃除術で病気を防ぐ!
子どもをはじめ家族の体調管理には気をつけたい年末年始。カギになってくる毎日のお掃除術についてご紹介します。
今回は「トイレ」のお掃除術。便を介して感染しないよう、冬の時期のトイレ掃除はしっかりとしておきたいもの。便座まわりをはじめ、床やドアノブまでしっかりと!
飛沫汚れとほこりが危険
「トイレ」
便を介して菌やウイルスに感染しないようこの時期のトイレ掃除は念入りに。
家族で感染者が出た場合は、それ以上感染を広げないことが肝心。掃除の際は手袋を。
便座カバー&ふたカバーは
使わないほうが衛生的
思っている以上に飛沫が飛んでいる便座まわり。見えないだけで便座カバーやふたカバーは汚れを吸い込んでいます。毎日洗濯するのは大変なので、冬場は使わないようにし、用を足したらその都度クリーナーや除菌用アルコールで拭き取るほうが清潔です。
便器、床、壁、ドアノブは
二酸化塩素でウイルスを撃退
ノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎にかかると、感染者の便から大量のウイルスが排出されます。その便が感染源にならないように、基本掃除の仕上げに二酸化塩素で仕上げ拭き。便器はもちろん、意外と飛び散りがある床や壁、必ず触るドアノブまでしっかりと。
藤原さん流
掃除をラクにする3つのオキテ
どこか1か所できたら
「よし」とする
「毎日家中くまなく掃除は難しいもの。『今日はキッチン』など日によって場所を決めてOK。小まめにローテーションすれば汚れはたまりません」
他人の家と比べない!
「片づけや掃除がはやっている今、SNSでもその様子をアップする人が多数。でもあれは演出と考えて。自分のできる範囲でやればいいんです」
掃除場所に迷ったら
とりあえず「床」
「その日にやる場所が絞り切れなければ、とりあえず床掃除! 気が付きにくいけれどいちばん汚れているし、子どもの誤飲などの予防にも◎」
教えてくれたのは
藤原千秋さん
ふじわらちあき/住まいまわりのライター&アドバイザーとしてwebや雑誌等で活躍。読者&ユーザー目線の実践的なアドバイスが好評。3人の女の子のママ。
イラスト/momoro、撮影/花田梢(藤原さん)(kodomoe2017年12月号掲載 ※この記事は、2019年11月にウェブ掲載されたものを再編集しています)
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