洗濯機に入れる前にやっておきたい、食べこぼしや泥汚れをスッキリ落とすテクニック
猛暑が続き、汗だくの子どもたちは着替える回数も増えて洗濯物は山積み! というご家庭も多いのではないでしょうか。食べこぼしや泥汚れ、衿・袖の皮脂汚れなど、汚れの種類による洗い方や使う洗剤などをご紹介。1度の洗濯でニオイのモトとなる菌や汚れをしっかり落とすためのコツを押さえておきましょう。
洗濯のコツを押さえて
スッキリ落とす!
汚れが気になる部分は先に部分洗いを
衿・袖の皮脂汚れや食べこぼし、泥など目立つ汚れは、先に部分洗いしてから洗濯するとスッキリ落ちます。汚れの種類によって、部分洗いの方法や適した洗剤も違うので、覚えておくと便利です。
衿、袖の皮脂汚れ
皮脂汚れによる黒ずみは、皮脂に強いタイプの洗剤を直接塗布して、そのまま洗濯機へ。専用洗剤もあるので活用しても。
子どもの食べこぼし
シミになりがちな食べこぼしは漂白剤配合の洗剤で、時間をおかずに部分洗いを。
血液
血液はたんぱく質でできているので、洗剤や漂白剤を直接付けると、化学反応を起こして落ちにくくなることも。まずは水でできるだけ落とし、どうしても落ちない部分だけ洗剤や漂白剤を直接塗布して洗濯機へ。
泥汚れ
最初に水につけてしまうと、繊維の奥まで細かい泥の粒子が浸透してしまい、落ちにくくなります。始めに直接洗剤を塗布して汚れを浮かせてから、水で洗うか、洗濯機にかけて。
「汚れている方」を表にして洗濯するのが基本
洗濯物同士の摩擦や水流によっても汚れは落ちるので、「汚れている面を表」が基本。大人のくつ下など肌の皮脂汚れが気になるものは裏返し。泥や食べこぼしなど表側がよく汚れる子どもの衣類は表に。
監修/大貫和泉(ライオン お洗濯マイスター) イラスト/柴田ケイコ(kodomoe2017年6月号掲載)※この記事は、2018年6月にウェブ掲載されたものを再編集しています
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