家事をやめよう。名もなき家事を上手にシェアして、もっとラクになる!
2020年5月3日

家事をやめよう。名もなき家事を上手にシェアして、もっとラクになる!

シェア
ツイート
ブックマーク

おうち時間がさらに長くなりそうな今。家事に疲れているママはいませんか?
夫は手伝ってくれないわけじゃない……のに、ママの負担が全然減らないのは「名もなき家事」のせい⁉ 無限にある家事や育児を上手にさばき、家族の笑顔を増やすための考え方とテクニックを伝授します。

「名もなき家事」とは……

洗剤の詰めかえ、ごみの仕分けなど、1つ1つはたいした作業ではなく、あえて名前をつけるほどではないけれど、積み重なると大きな負担になる日々の細かな家事のこと。住宅メーカーの「大和ハウス工業」が家事分担に関する意識調査を行い、この名前を生み出しました。
今ではすっかり市民権を得て、ママたちの負担を増やす隠れた(でも大きな)存在として、注目されています。

kodomoeママ発
わが家の「名もなき家事」TOP10

みんなが面倒だと感じている「名もなき家事」は何ですか? kodomoe読者のアンケートをランキングで発表します!

10位 子どものお仕度

「パパは子どもより早く家を出るので、お支度は私。たまには前の晩にやってくれれば助かる」(まーぷるさん/4歳男の子ママ)

9位 キッチンシンクの掃除

「夫は食器洗いはやるけど、シンクやごみ受けを洗うことはしない。ついでにやってくれればいいのに」(atsukoさん/6歳女の子ママ)

8位 子どもの持ち物に記名する

「タオルなど何回も洗濯して名前が薄くなると、また上から書かないといけないのが手間」(くみさん/5歳男の子ママ)

7位 郵便物の仕分け

「主に夫か私宛のものしかないのだけれど、それが毎日だから面倒に感じる」(えっちゃんさん/7歳女の子、2歳男の子ママ)

6位 ごみを種類ごとに分別する

「子どもにはまだ難しいかも、と教えずにいたら全然分別しなくなってしまった。結局自分ひとりでやるはめに」(momoさん/6歳女の子ママ)

5位 家中のごみを集める

「ダンナはごみ出しはやってくれるけど、出せる状態にしておくのは私。集めるのもやってほしい」(kanamamaさん/7歳&3歳女の子ママ)

4位 玄関の靴を揃える

「パパがみんなの靴を揃えているのを見たことがない。いつも私ばかりがやっている」(T.Mさん/4歳男の子ママ)

3位 子どもの爪を切る

「子どもが『パパいや』と言うから、いつも私の役目。すぐ伸びるから、しょっちゅう切らないといけない」(mayuさん/3歳女の子ママ)

2位 トイレットペーパーの
在庫管理・付け替え

「かさばるから買い出しも大変だし、あまりたくさん買っておいても保管場所に困る」(まきさん/5歳男の子ママ)

1位 シャンプーや洗剤の在庫管理

「シャンプーや洗剤などは数や種類が多くて、ストックがあるか頭に入れておかなきゃいけないのが面倒」(りくはなさん/4歳&2歳男の子ママ)

 

名もなき家事の負担が
大きくなってしまう人“あるある”

* 家のことを「しっかりやらなきゃ」という気持ちが強い
* 家事や育児に自分なりのルールがある
* パパを「教育しなくちゃ」と思っている
しかし……

パパを「手伝い」ではなく当事者に!
権限をもっとゆずろう!

「パパに家事を自分ごととしてやってもらうには、ママのやり方を押し付けず、ママパパ共通のルールを作ることが大事。そしてパパに任せた以上はあまり口出ししないで、パパが遂行するのを見守りましょう!」(三木さん)

 

「手伝う」ではなく「自分ごと」として
パパに家事の当事者になってもらおう

 「例えば洗濯機を回すとか掃除機をかけるとか、“名前のある家事”って目に見えて分かりやすい作業であり、いわば家事の花形。行う時間帯が比較的決まっている家も多く、パパでもやりやすいんです。それに対して名もなき家事は、その周辺の細かな作業が多く、気が付きにくい。また、行うタイミングが決まっていないものも多いゆえに、今すぐやってほしいママVS後でやろうと思っているパパ、という構図ができがちです。
 家事って、洗濯ひとつとってもたくさんやることがあって(下記参照)、全部をひっくるめて一連のフロー(流れ)なんです。でも、パパは“洗濯機を回す”という“点”しか見えていないことが多い。点だけピックアップしても家事は片づかないんですね。また、名もなき家事って、その量が多い/少ないは家庭ごとに大きな差があって、きっちり家事や育児をやりたいママほど、やることは増えてしまうんです。
 そうした特徴を踏まえた上で、じゃあどうするか。いちばん大事なのはルールを共有すること。ママが一方的に決めたことや要望を押し付けても、パパは主体的に動くことは難しいし、快くできないでしょう。『どうやったら相手が気持ちよく動けるか』を考え、上手に声かけや提案をしてみてください。パパもまだ家事・育児の初心者。子育てと同じように大きな目で見てあげてほしい。それが遠からず、ママ自身をラクにすることにつながります」

家事は“点”ではなく“流れ”

洗濯

↓【流れ】
↓洗剤のストック管理

↓洗濯前の下準備
(ネットに入れる・裏返しを直す・部分洗いなど)

↓洗濯機を回す【点】

↓干す

↓取り込む

↓仕分け
(たたむ・しまう・アイロンがけなど)

代表的な「洗濯」という家事だけでも、すべてをひっくるめるとやることがたくさん。流れが見えているママにとっては、負担大!

 

教えてくれたのは
三木智有さん
みきともあり/NPO法人「tadaima!」代表。家族の家事シェアを当たり前にするために、さまざまな角度からのアドバイスや提言をおこなう。イベントやメディア出演も多数。1児の父。

 

イラスト/松元まり子(kodomoe掲載2018年8月掲載)

パパと上手にシェアして、もっとラクになる「名もなき家事 消化テクニック」。
次回は、ママもパパもストレスなく家事を消化するために知っておきたい、「男性脳」に迫ります!

シェア
ツイート
ブックマーク
トピックス

ページトップへ