小6ママのゆる育児 「塾に行かせる?行かせない?」
2018年11月5日

小6ママのゆる育児 「塾に行かせる?行かせない?」

 皆さん、こんにちは。毎日、忙しいママたちが少しでもラクになる記事をお届けするべく、日々精進している東です。今日のテーマは「塾に行かせる? 行かせない?」。これはお子さんが小学校に入学すると、皆さん一度は考えないといけない事になるかなぁと想像できます。それほど、まわりの塾熱は熱いのです。うちの息子は自慢じゃないですが、のび太を実写化したような、なかなかまぬけな少年です。そんな息子なので、元々は小学生のうちは塾には行かせずに私が勉強を見てやろうと思っていました。それなのに、結局5年生から塾に行くことになり、現在に至ります。中学受験の意向はなく通っています。今日は、小学生の塾事情についてお伝えしたいと思います。

東亜衣子プロフィール
東 亜衣子 ひがし あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中!

塾に行くメリット

◎勉強をする習慣ができる
◎学校の授業がわかりやすくなる
◎得意なことと苦手なことが自覚できる

 息子が塾に行ってよかったなぁと思うことは、この3点です。低学年の頃はあまり問題なく過ごせていても、4年生くらいになると、学校の授業だけでは学習した内容が「自分のものにはなっていない」と感じることが出てきました。「勉強しなさい」と言っても、普段宿題しかしたことのない子は、どうすればいいのかもわからないのです。塾に行くことで、とりあえず塾の時間は座って勉強する。そして塾の宿題もこなさないといけなくなる。これが結局のところ、勉強する時間になるんです。
 また、塾では成績の分析をしてくれます。どの分野が得意なのか苦手なのか、数字で見ることができるんです。何となく、テストの点や通知表で分かっているような気がしていても、細かいところまでは分かりません。塾に行き始めて、息子と「ここは得意だから、頑張ったら100点取れるかも!」とか「ここが苦手だからもう少しやっておこう」とか話しながら学習できるようになりました。

塾に行くデメリット

◎塾に行っていることで安心してしまう
◎放課後、自由な時間がなくなる
◎お金がかかる

 塾に行くことで親も子もちょっと安心してしまう、というのは“塾あるある”ですよね。でも、塾に行くだけでは劇的に成績が上がるわけではないんですよ。結局、家でのサポートは必要になります。上に挙げたように、自由な時間もなくなるし、お金もたくさんかかります。塾代がなければ、家族で美味しいものを何回食べられることか! とくに夏期講習の時期なんかは、引き落とされた金額を見て、腰を抜かしそうになります。

なぜ息子が塾に行くことになったのか

 うちは私が仕事をしているので、時間の余裕が本当にありません。家で学校の宿題を見るだけで精一杯。それでは足りないなぁと思いだしたときが塾に行き始めたタイミングです。あと、本当は書くのも恥ずかしいのですが、「まわりの状況に焦った……」というのも少しあります。息子の学校ではクラスの半数が中学受験をします。まわりがみんな塾に行きだす中、息子だけが遅れてしまうのが怖かったのです。でも、都市によっては収入によって、塾代の助成金を申請できる地域もある時代です。それくらい世の中が塾を必要と考えているのです。

塾について親子で考える時間

 子どものためにと思って選択したことでも、本人に合わないことももちろんあります。私はその時はやめればいいと思っています。塾に通うのはたくさんお金がかかります。どんなことを期待して、私が息子を塾に通わせているのか、本当に息子に塾が必要か、今の塾が息子に合っているか、親子で何度も考える時間を作ってきました。これがとても良かったと思います。
 皆さんも、塾に行くか行かないかを決めるときには、お子さんと話し合ってみるのがいいと思います。そして、塾に行き始めてからも、塾について話してみてください。これが塾に行く時間やお金を無駄にしないポイントになるのではないかと考えています!

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