みなさん、こんにちは。あっという間に２学期が始まり、６年生の息子の毎日はとても忙しいです。今の小学生は本当にたくさん習い事をしています。うちの息子は公立に進みますが、それでも塾が週３日、あとの２日は大好きなバスケットボールと夕方家にいることはほとんどありません。私は塾以外の習い事って、子どもの好きなことや得意なことを見つけることが目的だと思っていたんですね。でも、最近の習い事事情は少し変わってきているようです。人気の習い事は「子どもの潜在能力を育てる」意識がとても高いんです。小さいお子さんを持つママからは「どんな習い事がいい？」とよく聞かれます。今回は私がいいなぁと思っている小学生の習い事について、３回に渡って、お伝えしていきたいと思います。

東　亜衣子　ひがし　あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中！

英語とスポーツを組み合わせた体操教室「MyGym」

　息子の同級生でもほとんどの子が習っていると言ってもいいというくらい人気の英会話や英語。息子のクラスには、１年生から英語オンリーの学童に通い、今では英語がペラペラと言う子もいます。夢は留学して、世界中を回りたいと言っています。やはり英語を学ぶと世界が広がりますよね。最近では英語を学ぶのも色々な教室があり、今回は私がママ友から聞いて感心した、英語とスポーツを組み合わせた体操教室「MyGym」について色々調べてみました。
　「MyGym」はアメリカ、カリフォルニアで誕生した0歳から13歳までのフィットネスクラブ。先生（プレイヤーと呼ぶ）は全員ネイティブで、教室の中ではもちろん英語オンリー。
気になるレッスン料は、タイミングをはかれば入会金は無料になることが多いようです。その他にかかる費用は、月謝と年会費。月謝は21000円。年会費は10500円。あとはTシャツなどを購入するので、年間にかかる費用は270000円くらいになります。決してお安くはない金額ですが、その分複数のプレイヤーでしっかり子どもを見てくれるという安心感があります。
　「MyGym」では運動能力だけではなく、英語、そしてコミュニケーションのスキルを上げることも目的とした教室です。クラスをネイティブのプレイヤーが進めていくことで、語彙や発音を学ぶのではなく、英語を「体に染み込ませていく」のだと言います。

どんなことをしているの

　0歳からのフィットネスクラブとあるだけに、クラスは細かく分かれています。3歳までは保護者の参加が必須です。保護者のショートスピーチなんてものもあるらしく、これは私なら少々荷が重いところですが、簡単なやりとりなんだそうです。教室には、天井からぶら下がった鉄棒や釣り輪、色んな高さの平均台、大きな遊具がたくさんあり、0歳児にも補助付きでトランポリンや跳び箱を体験させてくれます。
　小学生クラスになると、このような運動能力を高めるためのエクササイズはもちろん、チームワークの重要性を育むための、お友達と協力してやりとげる運動も始まります。高学年になると有酸素運動・筋肉運動・ストレッチのサーキットトレーニングが取り入れられます。レッスン中だけでなく、日常生活に自然と運動が取り入れられることも大切にしているそうです。

英会話との違い

　確かに息子が英会話を習っていた教室でも、リズムに乗って体を動かして英語を話すというようなレッスンは子どもたちに大人気でした。その時間は椅子に座っているときよりも大きな声で英語を話しています。ただ、すわって黒板に書いていることを学ぶよりも、ずっと英語を吸収しやすいんですね。
　「英語を体に染み込ませていく」　MyGymのHPを見て、感激したのはこの言葉です。そうですよね！　第一私たちだって、日本語を教室で学んだわけじゃない。語学って、体に染み込ませて自分のものにしていくんですよね。耳から聞く人の言葉を、自然と自分の口から話すようになったんです。これこそが染み込ませるということです。

　親が子どもに英語を学んでほしいと思うのは、学校の成績や英検のためだけじゃない。英語を話すことで、コミュニケーションをとれる人が増え、たくさんの人と話すことができる。たくさんの人と話せれば、学びが増える。そうして子どもの世界が広がることを望んでいるんです！　今は語学の学び方も、多種多様です。子どもに合った方法を見つけていきたいですね。