知ればもっと楽しくなる! ハロウィンの基礎知識
2018年10月1日

知ればもっと楽しくなる! ハロウィンの基礎知識

知っているようで意外と知らないハロウィンの起源から、本場・海外でのハロウィンの楽しみ方まで、古今東西のハロウィンの基本をレクチャー。背景を知ると、イベントがもっと思い出深いものに変わります。(kodomoe2015年10月号掲載)
イラスト/momoro

教えてくれたのは
三浦康子さん
プロフィール
みうらやすこ/和文化研究家。「行事育」を提唱し、テレビや雑誌の他、多くのメディアで活躍中。順天堂大学非常勤講師。著書に『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』ほか多数。

 

Q. ハロウィンの始まりは?

A. もとは古代ケルトの祖霊をまつる行事

古代ケルト(アイルランド、スコットランド、マン島、ウェールズ、ブルターニュ一帯)では、暦が変わる前夜に先祖の霊があの世から帰ってくると信じられており、祖霊をまつる行事として始まりました。現在のような仮装する行事になったのは、19世紀後半のアメリカから。アイルランドやスコットランドからアメリカに移住した人たちが、子どもも楽しめる行事としてアレンジしたものが定着しました。

 

Q. なぜ仮装をするようになったの?

A. 悪魔や魔女の仲間に見せかけるため

ハロウィンには先祖の霊に便乗して悪魔や魔女がやってきて、災いをもたらすと信じられてきました。そのため、悪魔たちから身を守るために仮面をかぶったり、自分たちも「悪魔の仲間である」と思わせようとしたのが仮装の始まり。また、やってきた悪魔を驚かせて撃退するために悪魔の格好をしたという説もあります。

 

Q. ハロウィンは何月何日?

A. 10月31日。古代ケルトではこの日が「大みそか」でした

古代ケルトでは、11月1日に暦が変わるとされていました。ケルトの自然信仰がキリスト教と合わさっていく過程で、11月1日がキリスト教の「諸聖人の日」(すべての聖人を祝福する日)となり、その前夜祭として祝うようになったのがハロウィンです。

 

Q. 仮装に決まりはある?

A. 悪魔やおばけが定番!でも最近は人気キャラも

「悪魔に仲間と思わせる」「悪魔を驚かせて追い払う」という本来の目的からすると、悪魔やおばけ、ガイコツやゾンビなど怖い見た目のものが定番。ただ、近年は文化行事というより娯楽イベントとして楽しむ人が増えているので、映画のキャラクターなど多彩な仮装が増えています。特に日本では「これでないといけない」という決まりはありません。

ミニーちゃん。スカートは手づくりです。(ともさん/3歳女の子ママ)

去年大ヒット「アナ雪」のエルサ。(yukeyさん/6歳&2歳女の子ママ)

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ。パパが描いたヒゲがポイント。(アダムママさん/7歳男の子ママ)

 

スーパーマンのコスチュームで。(やんころもちさん/2歳男の子、0歳女の子ママ)

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