2022年7月24日

「これなあに?」が始まったら。言葉を引き出すコツ&遊びを紹介!【最新号からちょっと見せ】

なかなか語彙が増えないなど、多くの親御さんが悩む「言葉がゆっくり」問題。kodomoe8月号では、SNSで人気の言語聴覚士“なな先生”に、おうちで取り組めて、言葉の発達を促すアプローチ法や、お悩みへの回答をうかがいました!
kodomoe webではその中から、「言葉を引き出すコツ&遊びを紹介! ぽんぽん期(1歳6か月頃~)」をご紹介します。

発達段階別
言葉を引き出すコツ&遊びを紹介!

語彙が一気に増える
ぽんぽん期(1歳6か月頃~)

「これなあに?」が始まったら。言葉を引き出すコツ&遊びを紹介!【最新号からちょっと見せ】の画像1

加速度的に言葉の数が増え、「語彙爆発」を迎える子も。「これなあに?」の質問攻めが始まり出したら、言葉同士のネットワークがつながり出し、会話によるコミュニケーションへの意欲が高まっているサイン。大人は、正しく答えなきゃと身構えず、まずは言葉のやりとりを楽しんで。

言葉がけ POINT

「これなあに?」が始まったら。言葉を引き出すコツ&遊びを紹介!【最新号からちょっと見せ】の画像2

あえて待たせて、発語につなげる
頭の中でイメージする力は、言葉の発達に重要。それには「予測して待つ」練習がおすすめです。例えば子どもが好きな「高い高い」を2~3回繰り返した後、子どものほうから「もう1回」が出るまでストップ。「高い高い」のイメージ=やってほしいことを、言葉で伝えられるように。

おすすめの遊び
イメージ力を育む 宝探しゲーム

「これなあに?」が始まったら。言葉を引き出すコツ&遊びを紹介!【最新号からちょっと見せ】の画像3

お気に入りのおもちゃに箱をかぶせて隠し、「どこかな?」と探してもらいます。最初は目の前で隠してもOK。「見えないけれど、この中に入っている?」とイメージする力が育ちます。「あったね!」など、場面に合わせた言葉をかけて。

教えてくれたのは
寺田奈々さん
てらだなな/言語聴覚士。慶應義塾大学文学部卒。病院やプライベートのクリニックなどで相談・支援に携わる傍ら、おうち療育用「コトリドリル」シリーズを制作・販売。
Instagram:@stkotori

イラスト/きどふみか(kodomoe2022年8月号掲載)

kodomoe8月号では「発達段階別 言葉を引き出すコツ&遊びを紹介!」や「それでも不安です……言葉のお悩み相談室」などをご紹介。

「言葉の力を伸ばす親子遊び」は、kodomoe8月号でお楽しみください♪

「これなあに?」が始まったら。言葉を引き出すコツ&遊びを紹介!【最新号からちょっと見せ】の画像4

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