夫婦生活が順調な夫婦は、どんな工夫をしているの?【最新号からちょっと見せ】
kodomoe4月号で特集の「みんなの夫婦生活白書」では、読者から寄せられた、夫婦生活に関する悩みや疑問のあれこれについて、豊富な相談経験から、セックスレス解消アドバイザーの三上かすみさんに、考え方や解消法をアドバイスしてもらいました。kodomoe webではその中から一部をご紹介。
また順調な夫婦は、どんな工夫をしているの? うまくいっている夫婦にコツをおうかがいした内容を抜粋してご紹介します!
セックスレス解消アドバイザー・三上かすみさんが
夫婦生活の疑問・悩みに答えます
Q. 夫の気持ちを傷つけずにセックスを断る方法を教えてください。
(ポンタさん/6歳男の子、3歳女の子ママ)
A. ありがとうを伝えつつ、次の提案を
「断られる側にとって『いつできるか分からない』ことはストレス。まずは『誘ってくれてありがとう』などポジティブな気持ちを伝えつつ、『今日は疲れているから、次の土曜日は?』など具体的な提案をすると、夫も安心できるはず」(三上さん)
うまくいっている夫婦にコツを聞きました
以前から変化なく円満な人、レスの危機を乗り越えた人……順調な夫婦は、どんな工夫をしているの?
ハグの日のスキンシップで不安から脱出
「長男出産後は、月1以下に減り、2人目妊娠のためもあり少し復活したけど、その後2~3年レスが続き、夫婦関係もギクシャク。夫に求められないことで私が不安になり、夫は仕事で気持ちにも時間にも余裕がない中で私からの圧を感じ、よけいに遠のくという悪循環でした。
そこで何度もお互いに話し合い、ここ1年で『ハグの日』を設けてコミュニケーションを取ることに。ハグの日は、子どもの目の届かない部屋で2人きりで抱き合ったりキスしたりスキンシップする日。夫の、私といるときはホッとしたいという思いも知ることができ、セックスまで至らなくてもハグの日でコミュニケーションが取れることで愛情を再確認でき、今はとても心穏やかです」
(紫の上さん/5歳男の子、2歳女の子ママ)
一緒に過ごした年月があるからこその充実感
「夫が育児や家事に協力的で、産後も夫に対する愛情は増えました。普段から、お互いに感謝の言葉を伝え合い、そのタイミングでキスやハグをすることが多く、子どもに隠れてキスをするのもちょっとドキドキ、楽しんでいます。誘われて断るときは『誘ってくれてうれしかった』、断られても『チェッて思った』など、素直な気持ちを隠さずに相手に伝えているのがいいのかもしれません。セックスの頻度は減っていますが、その分キスやハグなどは増えた気がするし、セックスのときもお互い『好き』と気持ちを伝え合っているので充実しています。ベッドの中で昔付き合っていたときの話を思い出したり、お互い一緒に過ごしてきた年月に、喜びを感じます」(ちっぴさん/11歳&4歳女の子、9歳男の子ママ)
教えてくれたのは
三上かすみさん
みかみかすみ/セックスレス解消アドバイザー。自身のレス経験をもとに、悩みに寄り添うアドバイスを提案。レス解消のためのオンラインサロンも開催。note.com/venus_note/circle
イラスト/オガワナホ(kodomoe2022年4月号掲載)