新型コロナウイルス感染症にかからない、恐がり過ぎないために【最新号からちょっと見せ】
2021年5月19日

新型コロナウイルス感染症にかからない、恐がり過ぎないために【最新号からちょっと見せ】

気候がよくなり外遊びやおでかけが増えるこれからの季節は、子どもの健康トラブルも急増! kodomoe6月号では、「夏の子ども健康相談室」として、肌や歯のトラブル、感染症までお悩みをランキングでご紹介。いざというとき適切なケアができるように、よくあるトラブルごとの対処法を掲載しています。
kodomoe webでは、その中からちょっと見せ。「今いちばん心配な感染症『新型コロナウイルス感染症』にかからない・恐がりすぎないために」をご紹介します。

「新型コロナ」にかからない
恐がり過ぎないために

POINT 01
引き続き手洗い、消毒はしっかりと

小まめな手洗いと消毒は何よりの予防策。とは言え、「〇分に1回」など時間を決める必要はなし。外から帰宅する、遊びをやめておやつを食べる、などシーンが変わる際に行えば大丈夫です。

新型コロナウイルス感染症にかからない、恐がり過ぎないために【最新号からちょっと見せ】の画像1消毒ジェルやスプレーなどは、アルコール濃度70%前後のものを。表記がないものは濃度が適切でない場合もあるので、濃度の記載があるものを選ぶと安心。

POINT 02
5歳以下はマスクは不要

飛沫防止に有効なマスクも正しく使ってこそ。幼児の場合はマスクをすることでかえって顔をひんぱんに触るなどリスクがあるため、「5歳以下はしなくてOK」とWHOも指針を出しています。

新型コロナウイルス感染症にかからない、恐がり過ぎないために【最新号からちょっと見せ】の画像2マスクは熱がこもりやすく、熱中症リスクも上昇。する必要がある場合は、布より不織布が通気性◎

コロナ感染対策は
他の病気も遠ざける!

新型コロナウイルス感染症にかからない、恐がり過ぎないために【最新号からちょっと見せ】の画像3

子どもは新型コロナにかかっても重篤化しにくく、かかる場合も、子ども同士ではなく家族内の大人からうつることがほとんど。家族で正しく感染対策を続ければ、過剰に恐れなくても大丈夫。カゼや皮膚炎など他の感染性の予防にもなります。

Q.お友達と遊んでもいいの?

A.お友達と遊べないデメリットも大きいもの。せきや熱があれば遊ばない、家に入る際やおもちゃを触る際は手を洗う、など約束事を決めて遊ばせて。

Q.予防接種はいつ受けられるの?

A.子どもへの効果と安全性が確立されておらず、16歳未満の接種の見通しは依然不透明。重篤化しやすい高齢者から優先的に始まっているのが現状。

Q.プールに行って感染しない?

A.プールの水を介して感染することはありません。でもマスクせず顔を近づけて話したりすればリスクは大。プールそのものより、そっちが重要。

Q.PCR検査は子どもも受けられる?

A.YES。感染を疑う症状があったり濃厚接触者の場合などは、医師の判断で保険診療として検査を受けます。ただし「心配だから知りたい」などの場合は自費。

新型コロナウイルス感染症にかからない、恐がり過ぎないために【最新号からちょっと見せ】の画像4教えてくれたのは
小児科医 森戸やすみ先生
もりとやすみ/「どうかん山こどもクリニック」院長。メディアやブログを通じ子どもの健康、医療の正しい情報を発信。

イラスト/オガワナホ(kodomoe2021年6月号掲載)

kodomoe2021年6月号では、他にも「熱中症」「肌トラブル」「歯のトラブル」などを掲載。

「夏の子ども健康相談室」はkodomoe2021年6月号でお楽しみください♪

新型コロナウイルス感染症にかからない、恐がり過ぎないために【最新号からちょっと見せ】の画像5

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