タンポポの綿毛が変身!「綿毛パンダ」の作り方【最新号からちょっと見せ】
自然の匂いや手触り、色形が子どもの五感を刺激して、いつもの外あそびやお散歩がもっと楽しく♪
kodomoe6月号では、「身近な自然を好きになる 小さな草花あそび」を「New草花あそび研究所」所長の相澤悦子さんに教えてもらいました。kodomoe webではその中から、「綿毛パンダ」の作り方をご紹介します。
※使用する植物、および部位の名称は、専門用語ではなく、実ざや、ガク、茎など一般的な呼称を用いています。
ビンに入れて贈り物にも
綿毛パンダ
タンポポをいっぱい見つけたら、綿毛をマスコットに変身させましょう。自由なアイディアで、いろんな動物を作ってコレクションしても。
材料
・花が終わり閉じているタンポポ…2本(※多めに用意しておくと◎)
・ドライフラワーや折り紙(目や耳など)…適宜
・木工用ボンド
作り方
1. 飛ばない綿毛を作る。閉じたタンポポを茎から切り離して2日ほど置くと、綿毛が開く。
2. 開いた綿毛の中で、中央(種)が黒っぽくないものを大小1個ずつ選ぶ(種が黒いと散りやすい)。
3. 小さいほうの綿毛の底に木工用ボンドを少量つけ、大きいほうにのせて接着。ボンドが多すぎると重みで綿毛がつぶれるので注意。
4. 好みのドライフラワーや折り紙などで耳や顔、手足を作り、ボンドで付ける。
草花あそびを楽しむためのPoint
チクチク刺さる
トゲのある草花に注意
最近増えているアメリカオニアザミ(右写真)など、トゲのある草花には触れないで。
「口に入れません」
遊ぶ前にお約束
草花の中には毒性のあるものも。どんな草花も絶対に口に入れない約束をしましょう。
ハチ、毛虫、マダニ……
でかける前に服装チェック
ハチを刺激する黒い服は避け、肌の露出を控えるなど対策を。刺されたら即病院へ。
マナーを守って
楽しく遊びましょう
私有地には入らない、公園などは規則を守り、使った草花や種は落とさないで。
ウェットティッシュが
あると便利!
手に草花の汁が付いたり犬猫のフンがある場合も。ウェットティッシュが活躍。
教えてくれたのは
相澤悦子さん
あいざわえつこ/「New草花あそび研究所」所長。ユニークでかわいい創作で注目を集める。新著『野ねずみきょうだいの草花あそび 初夏から秋まで』(福音館書店)が5月21日発売。
撮影/馬場わかな 編集協力/指宿弥生(kodomoe2021年6月号掲載)