フライパンで作るカジュアルなおせちでお正月を迎えませんか? まずは食べたい一品から「フライパンいり鶏」
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カジュアルなおせちで、お正月を迎えませんか? お重の詰め方や、盛り付けなど難しいことは考えず、まず食べたいものを一品から作ってみましょう。今回は、料理研究家の野口真紀さんに教わる「フライパンいり鶏」です♪
フライパンいり鶏
味の決め手はしいたけの戻し汁、砂糖と一緒に炒めて味しみをよく!
【材料(4人分)】
鶏もも肉(余計な脂を除き2㎝角に切る)…1枚
干ししいたけ…4枚
れんこん(2cm角に切る)…10cm
ごぼう(皮をこすって水で洗い、厚さ1㎝の輪切り)…1本
にんじん(皮をむいて1cm角に切る)…1/2本
サラダ油…大さじ1
砂糖…大さじ2
A しょうゆ…大さじ3
酒…大さじ1
絹さや(塩ゆで)…適宜
【作り方】
1、干ししいたけは軸を切り落として水200mLに3時間〜1晩浸して戻し、1cm角に切る(戻し汁は取っておく)。
2、フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を炒める。肉の色が変わったら、1、れんこん、ごぼう、にんじんを加えて炒め、砂糖を加えてさらに炒める。A、しいたけの戻し汁100mLを加える。
3、2が煮立ったら、蓋をして弱火で煮る。約20分たったら、蓋を取って強火でフライパンを揺すりながら水分を飛ばすように炒める。
4、器に盛り、好みで斜め半分に切った絹さやを添える。
水分が残っていると傷みやすくなるので、全体に火が通ったらしっかりと水けを飛ばす。
なぜ「おせち」に?
様々な食材を一緒に煮ることから「家族が末永く繁栄しますように」という願いが込められています。
教えてくれたのは
野口真紀さん
のぐちまき/料理研究家。料理雑誌の編集を経て、現在の道へ。家族が喜ぶ定番おかずから、ワインのつまみまで幅広いレパートリーを持つ。著書に、『家で、通いたくなる店の味 予約のとれないバル編』『パスタとサラダ 具材2品で作れるパスタと、一緒に食べたいサラダ』(主婦と生活社)『ぱらぱらきせかえべんとう』(アノニマ・スタジオ)など。
撮影/邑口京一郎(kodomoe2020年12月号掲載)