毎日のごはんやおやつに大活躍! 奈良県、愛知県、沖縄県のご当地おかず【最新号からちょっと見せ】
各地で受け継がれてきた郷土料理は、毎日のごはんやおやつにも大活躍します。旅するように、日々の献立にご当地おかずを取り入れてみてください。kodomoe4月号の「みんなのご当地おかず」から、奈良県、愛知県、沖縄県のご当地おかずをご紹介します!
奈良県「飛鳥汁」
だし汁で鶏もも肉と白菜、にんじん、小松菜など好みの材料を煮る。火が通ったら、白みそを溶いてき、牛乳を加えて温める。飛鳥時代に中国から乳製品が伝わり、鶏肉を煮て食べたのがはじまりだったそう。野菜たっぷりで食べごたえがあり、栄養満点。
愛知県「たこ飯」
炊飯器に米と水をセットし、切ったゆでだこと酒、しょうゆ、みりん、千切りのしょうがを加えて炊く。炊き上がったらよく混ぜ、ねぎやシソをちらす。「たこの島」と呼ばれる日間賀島ではたこ漁がさかんで、稲苗がたこの脚のように根を張ることを願って捧げる行事食でもある。
沖縄県「ゴーヤチャンプルー」
ゴーヤーは種とわたを取り除き、薄切りにして塩もみし、よく洗う。薄切りにした豚バラブロック肉をフライパンで炒め、ちぎった島豆腐とゴーヤーを炒める。塩で味をととのえ、溶き卵を流し入れて混ぜる。チャンプルーとは沖縄を代表する料理で、豆腐の炒めもののこと。
教えてくれたのは
吉川愛歩さん
よしかわあゆみ/フードコーディネーター・フリーランスの編集・ライター。kodomoe4月号ではP.20の「私のキッチン物語」にも登場。kodomoe webにて「おうちでカンタン!郷土ごはん」を連載。kodomoe.net/serial/kyoudogohan/
イラスト/江夏潤一(kodomoe2024年4月号掲載)