2023年3月17日

海外のお弁当事情を教えて!「世界のヒルメシ」ドイツ在住のモデル・料理家 日登美さんの場合【最新号からちょっと見せ】

キャラ弁もデコ弁も、日本独自の進化を遂げたガラパゴスなヒルメシだった!? いろんな国のお昼ごはんをのぞいてみると、世界の今が見えてきます! kodomoe4月号では「海外のお弁当事情を教えて! 世界のヒルメシ!」をご紹介。kodomoe webで「日登美のタベコト in Berlin」を好評連載中の、日登美さんに「ドイツのヒルメシ」についておうかがいしたお話をご紹介します。

日登美のタベコト in Berlinはこちらから読めます

ドイツでは、調理した温かい料理は、
給食でしか食べられない?

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ドイツ・ベルリン在住で、6人の子どものママでもあるモデルの日登美さんが、ドイツの学校のランチ事情を教えてくれました。

「ベルリンの小学校給食は学校によって様々ですが、とにかく大事なのは、調理された温かいものを昼に食べる! ということ。なぜならドイツの家庭では、朝晩は調理をしないことが多く、温かいものは昼にしか食べられないからです。そんなわけで、味はともかく温かいだけが取り柄、という感じの一皿で済ませてしまう給食が普通です。季節感はあまりありません。ごはんに汁物、 メインに副菜、デザートまでついて旬を感じる日本の給食を見たら、豪華ホテルか!? と誰もが思うことでしょう。

お弁当やおやつを持参する場合、ほぼ皆、パンにチーズやハム、サラダを挟んだもの、切っただけの生野菜、丸かじりの果物(切ってさえいない!)。調理されたものを持ってくることはありません。ごはんを炊いておむすびを持たせたら、朝から料理したの!? と多くのドイツ人ママに驚かれます。デコ弁や揚げ物、煮物とふんだんに入った弁当などは存在せず。我が家も今ではおむすびがあれば上等。それに茹でたとうもろこしや枝豆を入れたら褒められるレベルです。そんなもんでも子どもは満足、大人もストレスなし、という気楽なドイツ弁当ライフを送っています」

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ドイツの学校では毎朝「フリューシュトゥック(朝食)」の時間があり、家から持ってきたお弁当やおやつを食べます。のり巻きを作って持たせたら、「寿司を買ってきたのか?」とお友達に驚かれたそう。

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この冷凍枝豆に年中助けられている我が家。

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下の子2人が通う小学校の給食メニューから、「レンズ豆スープと自家製パン」。スープやグラタンなど、温かいものが一品出たらそれでおしまい。

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シンプルを極めた、フリューシュトゥック用のお弁当。これで十分、クラスの中でスターになれます(笑)。

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日登美さん
ひとみ/3男3女6児のママ。モデルとして活躍する傍ら、オーガニック、ナチュラル、ヘルシーをモットーに、食、暮らしと子育てのワークショップ、オンライン講座など多彩に活動している。
Web:mit-te.com
Instagram:@hitomihigashi_b

kodomoe4月号では他にも、イタリアやオーストラリア、フィリピンやギリシャなどの「世界のヒルメシ」事情をおうかがいしています。

「海外のお弁当事情を教えて! 世界のヒルメシ!」は、kodomoe4月号でお楽しみください♪

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