幼児が喜ぶおかゆや汁物をスープジャーで作ろう!
水筒よりも小さく、間口の広いスープジャー。
温かい汁ものが食べられて便利なスープジャーですが
実はママが大助かりの活用法をお知らせします!
サーモスの展示会で、スープジャーの活用術を教えてくれたのが
料理家で弁当コンサルタントの野上優佳子さん。
実はスープジャーは、保温調理が得意な調理器具でもあるといいます。
「私は子どもが小さいときほど、スープジャーを活用していました。
子ども用に、一人分のおかゆややわらかいお野菜を用意するのに
スープジャーで保温調理すれば、火を見ていなくてすむからです。
おかゆも作れますし、すりおろしたお野菜と熱々のお湯を入れて
ほうっておけば、3-4時間でできます」
また、野菜が嫌いでも、汁物なら食べるという子も多くいます。
水分があるほうが食べやすいので、
スープジャーで一工夫することもできそうですね。
おかゆは、洗ったお米とお湯を一緒にジャーに入れて予熱したら、
一度お湯を捨て、再度熱湯をそそいでフタを閉めて、
3~4時間置いておくだけ。
お米は想像よりも膨らんでしまうので、
お米が大さじ2に熱湯300mlぐらいの量が適量だそうです。
また、5分でできるお味噌汁もご紹介。
ホタテ缶となめこ、生姜と味噌とお湯を
耐熱容器に入れて、レンジで加熱したら
熱々のうちにスープジャーに入れておけばいいだけ。
ホタテ水煮缶を汁ごといれると、だしがわりになって
一石二鳥です。
スープジャーを買うときは、保温効力をチェックするのを忘れずに。
菌は20-40度になると繁殖が活発になるということで
高い温度をキープできることが重要です。
ジャーは事前にお湯を入れて予熱しておくこと、熱々のものを入れること、
内容物が少なすぎないこと(冷めやすい)が大事ということでした。
保温効力でみると、サーモスの真空断熱スープジャーはかなり優秀。
9/1(土)に発売になるものは、ふたがあけやすく
洗いやすくなっています。
ジャー専用のすくいやすいスプーンもあると、
最後の底のほうまですくいとりやすいので、重宝しますよ。
スープジャーは、冷たい果物を入れておいたり、
コーヒーを保温して運ぶこともできるので
親子でもっと活用してみてくださいね!
■サーモスのスープジャーレシピ
https://www.thermos.jp/recipe/foodcontainer/
■野上優佳子(料理家・弁当コンサルタント)
30年続けているお弁当生活の知見から、お弁当についての講演や執筆、メディア出演多数。社会人から小学生まで2女 1男の母。株式会社ホオバル代表。
取材・文=日下淳子(編集ライター/元保育士)