小6ママのゆる育児 外食やお惣菜晩ごはんのススメ
外食や、お惣菜晩ごはんはやっぱりだめ?
何だかちょっぴり罪の意識を感じて、敬遠しがちな外食やお惣菜を買う晩ごはん。
みんなどうしているのかな? ルールはあるのかな?
忙しい日は、晩ごはんが楽になると、とっても助かります。外食することや総菜を買うことについて、実際にどう考えているのかママ友たち聞いてみました!
東 亜衣子 ひがし あいこ
ライター・精神保健福祉士。小6男児の母。料理好きでフード関連の記事が得意。また、子育てに悩んだ経験と福祉に長くかかわる経験から、悩める子育て中のママの駆け込み寺となり、多くの相談を受ける。子育てと料理の両面から、悩めるママたちの役に立ちたいと日々奮闘中!
ママ友めぐちゃんの場合
「うちはあんまり総菜を買うことはないけど、外食は多いよ。冷蔵庫に食材があるときは、罪悪感あるよね。なんかサボった感じになって」
ママ友とっしーの場合
「総菜買うことに罪悪感とまではいかないけど、二日連続とかになるとなんか子どもたちに申し訳ないなって思っちゃう」
仕事仲間モリ子の場合
「まったく罪悪感なんてありませんよ。ルールもありません。そのときそうしようと思ったときにそうしてまーす。え、先輩そんなこと考えながら生きてるんですか? まさか~!!」
と、モリ子には言われてしまいましたが、もともと私は罪悪感を持ってしまうタイプです。めぐちゃんやとっしーの気持ちが、とってもよくわかります。
「今日は買ったもので済ませたいなぁ……」「外食したいなぁ……」
と思う日があるけれど、ごはんづくりをサボっちゃうことに罪悪感がいっぱい。そんなこと思わなくていいじゃん!というのは簡単ですが、その人にとっては、それがなかなか難しいんですよね。
そもそも罪悪感を持つ原因は、自分自身が「ダメなこと!」と思っているからなんです。そこに気がついてからはずいぶん楽になりました。そのためには、ルールづくりが必要です。ルールのポイントは、ママがこれでいい!と思えること。
今日は、ママがこれでいいと思えるルールづくりを一緒に考えてみたいと思います。
外食に行くとき
今日は食べに行こうとなったときに、まず悩むのは、どこに食べに行くか?ですよね。そんな日は、野菜が~とかバランスが~とか考えるのはやめにしましょう。パパや子どもの食べたいものを聞いてみて、もちろん予算も場所もあるでしょうから、一番条件の合うところをチョイスします。
私が真似している、ママ友まりこさんから教えてもらった方法は、「投票」です。今日は外食しようとなったときに、行きたいところをもちろん無記名で(笑)メモ用紙に書いて投票! うちは3人家族なので、票が割れたとき(大体割れます)には、パパと子どもの書いたところに絞ってもう一度投票。子どもが、字を書けない小さいころには「せーの」の掛け声で同時に叫んでいました。「王将!!」とか大声で。3票同じところになったときには、大盛り上がりです。まりこさんちは子ども3人の5人家族なので投票はもっと盛り上がるんだそう! うらやましいです!
盛り上がることで、外食は家族のイベントになります。イベントにお金を使うのはいいですよね。
お惣菜を買うとき
近くに食べに行くところがあまりない場所に住んでいるとか、子どもが小さくて外に出かけるのが大変というときに、大活躍なのがお惣菜。お惣菜を買うときも子どもやパパが喜んで食べるか?というところだけに焦点をあてて選ぶようにしましょう。喜んで食べてくれれば、ママもうれしくなりますよね。
ママ友かおりんは、お惣菜を買ったときは絶対にお皿に入れ替えるようにするそうです。パパは気づかないときもあるんだとか。それはラッキー。料理は目で食べるとも言いますもんね。パックのまま出すよりもおいしくなりそうです。これも真似したい技ですよね。
ママの楽ちんは家族の平和に
今回、ママ友や仕事仲間など、いろんな主婦にインタビューしてみて、「これだ!!」と思った先輩ママ友みぃちゃんの言葉をみなさんにも聞いてもらいたいと思います。
「外食するし、お惣菜も買うし、冷凍食品も、食材キットも使うよ。私が楽することは、家族の平和につながるって思ってるからさ」
みぃちゃんの言葉に、はっとしました。そうですよね。ママが楽することは何にも悪いことじゃない! 逆にママが「ごめんね」と思いながら、食べる晩ごはんを家族がおいしいと思うわけがないんです。外食もお惣菜を買うことも、晩ごはんを楽しむことができれば、罪悪感なんて少しも持たなくて済むんですよね。
だって、見てください! ラクとたのしいって、どちらも同じ「楽」なんですよ。ママが楽しければ、家族も楽しい。だから、ママは楽していいんです。楽して楽しめれば「楽」が2倍。今日もみんなで楽しい晩ごはんをいただきましょう。