あべ弘士の絵本と美術 -動物たちの魂の鼓動-

6. 『ライオンのへんないちにち』(2002年/佼成出版社) © Hiroshi Abe

旭山動物園の飼育員として25年間勤務した経歴を持つ、
絵本作家・あべ弘士さん。
動物たちに宿る野生の本能を見つめ共に生きた経験が、
描く物語に今も息づいています。

生まれ育った北海道の大自然や文化をテーマとした作品をはじめ、
近年では北極や南米への取材旅行を精力的に行い、
鮮やかな色彩で動物たちの命の物語を発表し続けています。

嵐の夜、暗闇の中でヤギと天敵であるオオカミが
互いを誰か知らずに出会い、
その正体を知った後も友情を育んでいく
代表作『あらしのよるに』(作:木村裕一)をはじめ、
人気の「ライオンの〇〇ないちにち」シリーズなど、
今年創作活動33年目を迎えた
あべさんの絵本原画を中心に、その足跡を紹介します。

期間/2022年7月2日(土)~8月28日(日)
会場/佐野美術館 静岡県三島市中田町1-43
時間/10:00~17:00
休み/木曜 ※8月11日は開館
料金/一般1100円、小中高生550円
※8月1日(月)は入館無料(創立者・佐野隆一翁生誕日)
※土曜日は小中学生無料
※8月21日(日)は1割引(県民の日)
https://www.sanobi.or.jp/exhibition/hiroshi-abe_2022/

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