「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022」こどものとも―「ぐりとぐら」も、生まれた場所。

なかのひろたか 「ぞうくんのおおかぜさんぽ」28-29頁原画 宮城県美術館所蔵

「ぐりとぐら」、「はじめてのおつかい」など、
世代を超えて愛されるタイトルを数多く生み出してきた月刊絵本「こどものとも」。
毎号一つの物語を一人の作家がすべて手掛けるという当時類のないかたちで、
1956年に福音館書店から創刊されました。

「子どもが最初に出会う絵本にこそ一級の芸術作品を」との思いから、
これらの絵本には日本画、洋画、彫刻、デザイン、漫画など
様々な芸術分野の作家が参加しました。
第一線で活躍する作家たちにとっても思い思いの手法や可能性を試す表現の場となり、
やがてそこからは絵本を主な創作の舞台とする作家も育っていくなど、
児童書の出版にも大きな転機をもたらしました。

本展では、宮城県美術館が所蔵する約550タイトルの絵本原画の中から、
「こどものとも」草創期に関わる重要な作品や人気作はもちろん、
今回初めて展示するものや新潟県ゆかりの作家の作品も展示します。

期間/2022年4月9日(土)~5月22日(日)
会場/新潟市美術館 新潟市中央区西大畑町5191-9
時間/9:30~18:00
休み/月曜(4月25日、5月2日は開館)
料金/一般1200円、高大生900円、中学生以下無料
http://www.ncam.jp/exhibition/6622/

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