アンコール「渋沢栄一とガス事業~『公益追求』実践の軌跡~」展

近代日本経済の父、渋沢栄一。
彼が35年間もの長期にわたり、東京の都市ライフラインのひとつ、
ガス事業の経営最前線に立っていたことはあまり知られていません。
氏とガスとの出会いは、1867年(慶応3)の渡欧で出会ったパリ、
コンコルド広場のガス燈でした。
近代都市の象徴としてパリの街を輝かせていたガスの灯りに、氏は深く感銘をうけました。

帰国後、1874年(明治7)に東京ではじめてのガス事業に携わり、
その後、東京府瓦斯(ガス)局長として事業の健全化に務めました。
改善の見通しが立った1885年(明治18)、民営化により東京瓦斯会社が設立され、
創業時の最高責任者(委員長)に就任しました。
以来1909年(明治42)に退任するまで、東京のガス事業を通して社会と暮らしの発展を推し進めました。

本展では、社会の発展と企業の発展を両輪として「公益追求」の信念を貫いた、
渋沢栄一とガス事業の関わりを紹介します。
入場無料なので、お散歩がてらに訪れてみてはいかがですか?

期間/2021年10月19日(火)~2022年1月16日(日)
会場/ガスミュージアム 東京都小平市大沼町4-31-25
時間/10:00~17:00
休み/月曜、12月29日~1月3日(1月10日は開館、1月11日は休館)
料金/無料
https://www.gasmuseum.jp/gallery/

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