没後20年 まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだ ニャゴ!

『11ぴきのねことあほうどり』こぐま社、1972年刊 印刷原稿 特色刷り校正用リトグラフ・紙 こぐま社蔵

絵本「11ぴきのねこ」シリーズで知られる漫画家・馬場のぼるさん
(1927~2001)を、様々な側面から紹介する展覧会を開催します。
馬場は青森県三戸町に生まれ、1949年漫画家を目指して上京します。
1950年には少年誌でいち早く連載漫画を手がけ、
手塚治虫、福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれるほどの
人気を博しました。
児童漫画界の主流が活劇モノに変化し始めると、
大人向けの漫画雑誌に連載しながら、徐々に絵本の世界に活動の場を移します。
1967年に刊行された『11ぴきのねこ』(こぐま社)はロングセラーとなり、
現在まで絵本のみならずキャラクターグッズや人形劇など様々な媒体を通し、
世代を超えて愛されています。
本展では、絵本や漫画の仕事を紹介するとともに、
50年分のスケッチブックや、楽しみのために制作した絵画、立体作品、
また交友関係などを紹介し、人としての馬場のぼるにまるごと焦点を当てます。
「描いてつくって楽しんだ」一人の漫画家の軌跡をご覧ください。

期間/2021年7月25日(日)~9月12日(日)
会場/練馬区立美術館 東京都練馬区貫井1-36-16
時間/10:00~18:00(入館は17:30まで)
休み/月曜(ただし、8月9日は開館、8月10日は休館)
料金/一般1000円、高大生および65~74歳800円、中学生以下および75歳以上無料、その他各種割引制度あり
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202104211619004534

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