沢田としき「アフリカの音」絵本原画展

作・絵 沢田としき 講談社 1996年

「かわいた風にのり どこからか タイコの音がきこえてくる」
大地の恵み、自然の営み、ともに暮らす人々の、エネルギーと生きる喜び。
西アフリカの代表的な太鼓ジャンベとアフリカン・ダンスをテーマにしたものがたり、
「アフリカの音」絵本原画全点を展示します。

新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの生活もずいぶんと
我慢を強いられ、先行きが見えない不安な日々が続きます。
身体的な不安から「コロナうつ」という言葉も聞かれるようになりました。
この物語の舞台になっている西アフリカでは、
「みんなで力を合わせて働くとき、楽しむとき、祈るとき、
そして心や身体の病気をなおすときなどにジャンベと呼ばれる太鼓を演奏し、躍ります。
「聖なる太鼓」と呼ばれるジャンベは、太陽の光を浴び、
大地のエネルギーを吸収して育った木と、一枚一枚に大切な命がかかわって
いるヤギの皮でできています。
音楽、ダンス、タイコのリズムが、私たちに
大地の恵みへの感謝の気持ちを思い出させてくれることでしょう。
さとうわきこ絵本原画展「せんたくかあちゃん」も同時開催です。

期間/2021年3月20日(土)~5月31日(月)
会場/小さな絵本美術館 岡谷本館  長野県岡谷市長地権現4-6-13
時間/10:00~17:00
休み/火曜(祝日の場合は翌日)、第2、第3水曜
料金/一般700円、中高生300円、小学生200円
https://www.ba-ba.net/%E4%BC%81%E7%94%BB%E5%B1%95/

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