紙とアート：吉田傑のダンボールといきもの

吉田傑　《羊の親子》　親：2014年製作、子：2017年制作

私たちの日常生活に欠かせない素材であるダンボール。
造形作家・吉田傑さんは、そうした身近な素材を「日常の象徴」として捉え、
原寸大の動物を制作しています。
体毛や肌合いなど、質感へのこだわりを感じさせるその動物たちは、
生き物としてのリアリティを保ちながらも、
あたたかみのある形態や表情にデフォルメされており、見る者にやさしく穏やかな印象を与えます。

本展では、展示室のみならずラウンジなどの建築空間の特性を生かした、
動物はく製とのコラボレーション展示をおこないます。
展示空間を彩る動物たちのしなやかな存在感にふれてみてください。
 
期間／2020年10月10日(土)～12月13日(日)
会場／苫小牧市美術博物館 北海道苫小牧市末広町3-9-7
時間／9:30～17:00(最終入館16:30)
休み／月曜(11月23日は開館、翌日休館)
料金／一般300円、高大生200円、中学生以下無料
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/tenrankai/danbo.html